書き手のその時その時の思いが、選ばれた言葉で綴られる

潔い詩集。
正直な詩集。
妥協しない詩集。
きれいごとにしない詩集。
媚びない詩集。


雨に濡れても心が乾いてしまっても、言葉をあきらめられない詩人の繰り出すフレーズは、読み手の心にも潤いをもたらし、一抹の寂しさを味わわせ、その後にきっとあるはずの向こう側の景色へといざないます。

雨になぞらえた心象風景は、どこか自分にも覚えのある景色ではないでしょうか。

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