★★★ Excellent!!! 書き手のその時その時の思いが、選ばれた言葉で綴られる 柊圭介 潔い詩集。 正直な詩集。 妥協しない詩集。 きれいごとにしない詩集。 媚びない詩集。 雨に濡れても心が乾いてしまっても、言葉をあきらめられない詩人の繰り出すフレーズは、読み手の心にも潤いをもたらし、一抹の寂しさを味わわせ、その後にきっとあるはずの向こう側の景色へといざないます。 雨になぞらえた心象風景は、どこか自分にも覚えのある景色ではないでしょうか。 レビューいいね! 3 2020年9月27日 16:33
★★★ Excellent!!! 破れそうな肺が、うたう 宵澤ひいな 切れ切れな感情 心が締め付けられた音 に感嘆する時間 癒やしを感じる 後ろ向きで前向き こころには矛盾があって当たり前 それで、いいのだと 肯定させてくれる詩 レビューいいね! 6 2019年12月20日 13:36
★★ Very Good!! 悲しい雨が僕を唄う。 僕の命は光を唄う。 あぁ君の元へ… つかさげんご : 師 厳吾 雨音氏は、悲しみを転換し、希望を生み出す詩人です。 氏が奏でる言霊は、やがて希望の翼を広げ、未だ見ぬ未来へと羽ばたきます。 それは、鳳雛《ホウスウ》(鳳凰のヒナ)が、嵐を前に、耐え忍び、時を見て、あの黄金の空へと高く高く舞い上がる様です。 氏の持続的努力と、それを支える才能に敬服し、私のレビューとさせて頂きます。 今後も御活躍、お祈りしております。(^_^) レビューいいね! 5 2019年6月4日 22:36