緋蒼村連続殺人 ――転生したら殺人事件の真っ只中――

作者 烏川 ハル

すべてのエピソードへの応援コメント

  • エピローグ「そして俺は行く」(転生者『…へのコメント

    初めまして、和泉ユウキと申します。
    この度は、「我こそは~」の自主企画に参加して下さりありがとうございました!
    遅くなりましたが、読ませて頂きました!

    最初から読んだ順に感想を書いています。


    転生もので、ミステリーというのがとても興味深かったです。
    ミステリーの応募はなかなか無いので、楽しみにしておりました!

    しかし、この元の体の人は、随分と細かく日々のことを記していたのですね。
    もうこれこそ、一種の小説ですよ!
    というか、小説家なのだから、これが普通なのでしょうか(笑)。

    かなりどろっどろとした事件の予感が、ひしひしと迫ってくるこの感じ。ぞわぞわします。
    一義さんは殺されるだろうなと思っていたら、本当に殺され、朝子さんが事件のカギを握っていそうだなと思ったら飛び降り、と。
    木田巡査が最初と違って、徐々に協力的になってきたり、やる気を見せたり。
    少しずつ事態が動いていきそうなのに、なかなかもどかしい感じです。

    ですが、どんどん人が殺されていきますね……。
    どこかで歯止めがかかるかなと思ったのですが、そんなことはなく。
    出来ることなら、もう少し犠牲者が少なかったらと思わずにはいられません。


    写真で、みんなが指し示していたのとは逆の赤ん坊が本当の規輝さんというのは予想通りでしたが……。
    じゃあ、本当に取り違えがあったということですか?
    それとも、死んだ?
    というか、朝子さんの子供?


    って、解決編で衝撃です。
    まさかの、共犯者……!
    まさかの、共犯者!(二回目)

    確かに、「?」となることが多い手記ではありましたが……。小説書く割にへっぽこ過ぎないか?とは思いましたが……。
    共犯者なのに、手記に書き残すんかい!と思ってしまったのは、内緒です。
    これは、売れなくても小説家としての性なのでしょうか……。しかし、かなり危ういと思います。共犯者には不向きですね。

    事件が終わった後、あまりもう捜査はしない方がとかぶつぶつ言っていましたが、なるほどな!唸らされました。
    しかし、それをこの転生した主人公に暴露されるとは……悪いことは出来ませんね。
    でも、転生した先が、まさかの極悪犯人で、憐れというか何というか……。

    だからこそ、この転生者にとっては一番最良の結末だったと思います(とんだとばっちりな気もしますが)。
    そして、実を言うとずっと疑っていた珠美さんが一番の大物だということに……。
    しかも、夫は元々、ちょっといけない金融業者という……。
    色々な世界を見てきたからこそ、出せた結論なのかもしれませんね。


    途中からは、もう早く先が読みたくて、ろくに感想を書けていませんでした。
    転生の理由や謎が知りたいですが、この辺りは謎のまま終わるのですね。
    あと、顔を潰された方とか、行方不明の方とか……。
    この辺りは、何か提示されていたら申し訳ないです。読み取れなかった……。

    この後、二人がどうなったのか。
    二人の巡礼は何とか成功したのか。
    色々と想像の余地を残した最後でした。

    余韻が残る終わり方でした。
    被害者が多すぎたので、後味の悪さは相殺されませんでしたが……少なくとも、転生者が理不尽に殺されなかったことだけは良かったです。
    というか、珠美さんも別人だって気付いているのでは?(笑)
    二人の行く末が気になる終わり方でした。


    ここからは、ご要望のあったコメントを。

    良かった点は、手記のミスリードの多さですね。
    騙された部分もあれば、やっぱり違うのかと思ったり。
    色々推測が出来て楽しかったです。
    描写も丁寧ですし、分かりやすかったです。
    導入部分で、不穏な感じがじわじわと這い上ってくる様で、その先が楽しみになりました。
    後は、転生者が変に処罰されなくて良かったです!これ、本当に良かった……。
    それから、珠美さんの泰然とした感じが好きです。疑っていてすみませんでした(笑)。

    気になった点は、仰る通り最初は動きが鈍く感じました。
    その分丁寧な描写で分かりやすかったのですが、ネットの性質だと最初の方で読むのをやめてしまう方もいるかもしれないとも思いました。
    後は、上記に書いた通り、謎が謎のまま一部残っているところでしょうか。読み落としなら申し訳ないですが、匂わせる様な暗示は欲しかったかなあ、と。

    人が死に過ぎたのも、結構辛かったです。
    いや、ミステリーって死にますけどね……(笑)。
    ですが、転生者にとっては、彼らが亡くなっていないと、珠美さんの英断が実行出来なかったと思うので、その点は仕方がないのかなとも感じました。

    それから、時代って結局いつ頃なんでしょう?
    転生者よりも前なんだろうなとしか分からなくて、それっぽい村を想像することしか出来ませんでした……(笑)。


    一気に読ませて頂きました!
    楽しい時間をありがとうございました!

    作者からの返信

     和泉ユウキ様、コメントありがとうございます。
     まずは最後まで読んでいただけたことに感謝です! 企画内容には『最低五話、多くて十話までは通読致します』とありましたし、私の書き込みでも「できれば第十四章まで、せめて第十章まで」となっていたので、途中で投げ出されなかったことが、まずは嬉しいです。
     感想も『最初から読んだ順に感想を書いています』ということなので「どこで何を感じていただけたのか」が具体的で、とてもありがたいです。


     以下、総括的な感想に対してです。

    >転生の理由や謎が知りたいですが、この辺りは謎のまま終わるのですね。

     これに関しては、特に描写することなく流すつもりでしたが……。なるほど、これをシリーズ物として続けるのであれば、シリーズ最終作で何らかの謎解きが必要になってくるのでしょうね。
     巡礼の旅で連続殺人事件を見つけ出して十人以上の命を救う、と明言した以上、例えば毎回一人ずつ救って十作書いたらそこでシリーズ終わりになりそうですし。


    >顔を潰された方とか、行方不明の方とか……。

     どちらもミスリードとして入れた要素でしたが、それでも放置してはいけない、と思い知らされました。特に後者に関しては完全放置だったので、反省しています。
     前者は一応、第九章「急転直下の告白」において「顔のない死体のトリックは成り立たない」という会話を入れておいたので、あれで済ませたつもりでしたが……。考えてみたら、あの段階では「二転三転する推理の中の一つ」ということで流されてしまうから、解決編の中で、もう一度きちんと触れておくべきでしたね。第二十四章「幽霊の正体」で『直次生存説』という言葉が出てきているので、あの辺りで少し書き足そうと思います。
     ミスリードに関しては、

    >良かった点は、手記のミスリードの多さですね。

     というお言葉もあるので、諸刃の剣だと感じました。確実に武器になるけれど、うまく扱わないといけないのでしょう。

     同様に、諸刃の剣っぽいと思ったのが、

    >かなりどろっどろとした事件の予感が、ひしひしと迫ってくるこの感じ。ぞわぞわします。

    >気になった点は、仰る通り最初は動きが鈍く感じました。

     序盤の「話が動かない」部分も、雰囲気作りには役立っているのだろう、と少しは肯定的に見れるようになりました。「動かない、動かない、どうしよう」と思ってきましたが、ここを改善する場合には『雰囲気』を壊さないようなバランスも考慮すべきなのでしょう。


    >それから、時代って結局いつ頃なんでしょう?

     カクヨムでは他に「1985年に転生した」というミステリ作品も書いていますが、そちらで『1985年』と明記したのは、その時代の文化や世相なども作中で描写するためでした。
     一方、この作品に関しては、具体的な『昔』の記述はする予定がなかったので、曖昧に「昭和の田舎村」としておきましたが……。
     その点、以前に『昭和のいつ時代なのか全く推察できない世界観がもったいない』という指摘をいただいて、プロローグに書き足したのが、

    > テレビは白黒ではなくカラーだが、まだ家庭用ビデオデッキもない時代。

     という一文でした。今回、これでもまだ足りない(あるいは、こんなサラッとした一文では読者の印象に残りにくい)ということを気付かされたので、ここも改善ポイントですね。例えば「実際にテレビをつけてみて驚いた」みたいな場面があれば、もう少し読者の印象も変わるのかも、と考えています。


     この作品、「小説家になろう」に投稿した際には一切感想はなかったのですが、カクヨムでは自主企画のおかげで、いくつか感想をいただけています。その中で、

    >珠美さんの泰然とした感じ

    >珠美さんも別人だって気付いているのでは?(笑)

     という和泉ユウキ様の感想は、他の方々のコメントとも重なっている感じです。複数の感想をいただくことで「なるほど、読者の方々の珠美像はそうなるのか」と、とても勉強になりました。自分の中で複数のイメージがあった中の一つに固まっていく感じであり、これは続編を書く上で凄く参考になりそうです。大感謝です。

     以上、返信が長くなりましたが、本当にありがとうございました!

    2019年9月12日 17:29

  • エピローグ「そして俺は行く」(転生者『…へのコメント

    古風な本格ミステリーかなと思って読み始めると、主人公が転生(タイムリープ?)している…これはどういう展開の物語になるのか。
    先ずは設定の斬新さに驚きつつ、手記の内容に入ると、予想以上の人数が殺害されてゆく中で、どこか心ここに在らずな雰囲気の「きいちろう」は怪しいといえば怪しいのですが、殺人鬼に転生してしまったのなら真の主人公があまりにも不幸ではないかと、一体どんなラストが待っているのだろう…寧ろ、そこが気になって一気に読了しました。
    ミステリーとしては古典的なトリックでもあり、薄々犯人には気づいていても、意外性がいくつも出てくる面白さに引き込まれました。横溝風と見せてクリスティに近い感触でしょうか。
    終盤は、怒涛の伏線回収が見事ですね。
    それと「きいちろう」の想いを知った「珠美」の大物感、大海を見てきた経験値なのか、なんて心が寛く賢い女性なんだろうと思いました。続編が楽しみです。
    おそらく転生のことも理解される日が近いのでは?

    作者からの返信

     青い向日葵様、コメントありがとうございます。
     この作品は「犯人やメイントリックは、推理小説を読み慣れた人なら簡単に察してしまうだろう。ならば『あれも伏線だったのか』みたいに、他の意外性を作るしかない」という想定で書いていたので、

    >薄々犯人には気づいていても、意外性がいくつも出てくる面白さ

    >終盤は、怒涛の伏線回収が見事

     と言っていただけると、「狙い通りに成功した」と思えて嬉しかったです。
     また、横溝作品は私自身好きで、その雰囲気の影響も出ているのでしょうが「実は横溝作品の魅力はカーやクイーンのような推理パズル的な部分ではなく、クリスティのような小説的面白さ・登場人物の心情に深く根付いた構成なのではないか。ならば、自分には絶対に真似できない」とも思っていたので、

    >横溝風と見せてクリスティに近い感触

     というお言葉に対しては、「狙い通り」ではなく「出来ないと思っていたことが出来たかもしれない」という喜びがありました。

    >「きいちろう」の想いを知った「珠美」の大物感、大海を見てきた経験値

     この辺りも「狙い通り」というより、むしろ「書いていて偶然そうなってくれた」という副産物的な部分です。村の外を経験した、というのは遺産相続のルールや『夫』との関わりのために作った設定でしたが、それがこんな部分にも上手く活かされてくれました。ある意味「キャラクターが勝手に動いてくれた」の一例なのかもしれません(構成がガチガチのはずの推理小説で勝手に動かれたら、普通は困りそうなものですが)。
     特に、この珠美に関するコメントは、続編を書く上でも参考になりそうな(意識できそうな)点であり、その意味でも感謝しています。
     本当に、どうもありがとうございました!

    2019年7月30日 11:19

  • エピローグ「そして俺は行く」(転生者『…へのコメント

    解決編、とても読みごたえがありました。珠美の提案はきいちろうが転生者だとすでに悟っていそうな感じさえしますね! 希望を感じさせるラスト、とても好きです。昭和や平成の有名な殺人事件の場所と日付さえ覚えていれば、10人の殺人を阻止するのもそれほど難しくなさそう……と、続編を期待してしまいました。

    素敵なミステリをありがとうございます。

    作者からの返信

     橋本圭以様、コメントありがとうございます。
     やはり『読みごたえ』と言っていただけると、とても嬉しいです。また、最後は暗くならないようにしたつもりだったので(かといって能天気なハッピーエンドにもしたくなかったので)『希望を感じさせるラスト』も嬉しいお言葉でした。

    >昭和や平成の有名な殺人事件の場所と日付さえ覚えていれば、10人の殺人を阻止するのもそれほど難しくなさそう

     これは考えたこともなかったので、続編を書くときに少し意識するべきかもしれない、と思いました。
     有意義な感想、本当にありがとうございました!

    2019年7月16日 13:51

  • 第二十三章「大仕事を手伝うために」(転…へのコメント

    なるほど、きいちろうが「事件をこれ以上詮索しないほうがいい」という意味のことを何度か言っていた記憶があるんですが、自分が共犯者だったからなのですね。緻密に練り上げられていて凄いです!

    作者からの返信

     橋本圭以様、コメントありがとうございます。
     読者の方々がどれだけ細かい記述を覚えていてくださるか心配だったので、解決編では「これはこういう意味だった、あれはああいう意味だった」をかなり細かく書いてしまいましたが……。やはり、作者が作中で指摘せずとも(指摘する前に)読者側から「そういう意味だったのか!」と気づいていただけると、とても嬉しいものですね。本当にありがとうございます!
     このエピソードの終盤で、

    >こうやって、まだ緋蒼屋敷に到着する以前の段階で、かなりの例がある。これ以上は列挙してもキリがないので止めておくが

     と書いたように、まだまだ「実は裏の意味がありました」的な記述は結構あると思います。一つでも多く気づいていただけたら(そして「なるほど」と思っていただけたら)幸いです。

    2019年7月15日 23:21

  • 第十二章「一応の解決」(日尾木一郎の記…へのコメント

    木田巡査がじわじわ存在感を増してきましたね。通路が外につながっているのか、それとも家の中の別の部屋に出るのかで犯人の絞り込みも変わってきそうです。とりあえず読み進めます!

    作者からの返信

     橋本圭以様、コメントありがとうございます。
     いただいたコメントを読んで、私も今さらになって色々と考えてしまいました。もっと書いておくべきことがあったなあ、という気持ちになってきました……。

    2019年7月15日 13:42

  • 第九章「急転直下の告白」(日尾木一郎の…へのコメント

    突然の不可解な行動ですね。
    朝子さんは本当に死んでしまったんでしょうか…(゚A゚;)ゴクリ

    作者からの返信

     橋本圭以様、コメントありがとうございます。
     以前に(第三章「緋蒼村の中へ」のところで)『朝子さんの活躍も期待してしまいます』という感想をいただいたので、少しビクビクしていたのですが……。
     ついに来てしまいましたね、このエピソードが。朝子さんファン(?)に対しては申し訳ないエピソードです。
     今回いただいた『突然の不可解な行動ですね』というお言葉、その不可解さが、後々解消されることを願っています。

    2019年7月14日 21:24

  • 第三章「緋蒼村の中へ」(日尾木一郎の記…へのコメント

    直感もときには大事ですよね。推理は今のところ木一郎に任されそうですが、朝子さんの活躍も期待してしまいます。

    作者からの返信

     橋本圭以様、コメントありがとうございます。
     直感と推理、確かに、ある意味では対照的ですね。『朝子さんの活躍も期待してしまいます』という感想を拝見して、なかなか興味深く感じました。読者目線と作者目線では応援されるキャラが異なってくることは、どんな作品でもよくあることですが、考えてみたらミステリ作品でも起こり得るのですね。

    2019年7月7日 22:02

  • エピローグ「そして俺は行く」(転生者『…へのコメント

    最初に申し上げたいのは率直に面白かったこと。
    これは特に情景として、或いは画像、映像としても楽しめるのが良いと感じました。そして、味わいある過去の風景を現代書くに当たっての工夫があるのも、成る程と思いました。

    推理部分については、余り重要ではない展開なのかしら、と思った面もあります。かなりヒントを出しながら書かれている印象。
    正直に申しますと、コメントでクリスティを出しましたのは、あの辺りで叙述トリックとほぼ定めていた為でした。内容も事実ですし、あれ位ならば他の方の推理をお邪魔しないかと思って…(問題でしたら削除致します)
    しかし、それでも読んでいて迷わされました。これが推理小説では大事と存じます。珠美の立ち位置は最後まで迷いましたし、人物設定、或いは人生設定が活きたと存じます。この辺りも私にとっては横溝風の味わいでもありました。

    それと、私の場合、主人公の立場を早めに予想しただけに「え?転生どうするの、それ?」が気になってならなかったのです。
    ミステリーとファンタジーの混ぜ合いは好き嫌い分かれるところでしょうが、これに関しては、効いていて、あって良かったパターンではないかと考えました。
    それ故に推理でも惑わされる読者もある筈。相互作用で効いています。

    トリック的に気になったのは返り血の問題でしょうか。
    尚、叙述トリックと捉えた一番の決め手は、共犯の考察が不自然になされなかったことです。家族内なだけに共謀が疑われ易いのに何故?と。
    ミステリーでは作者から疑惑を提示された方が犯人から外し易い心理が働きますよね。私も医師共犯をほぼ排除したのは、気にかかる記述があった時点でです。
    それを逆手に取り、敢えて容疑が深まらない程度の共犯の可能性を彼が話していたなら、もう少し迷ったと存じます。
    ですが、予想しても、全部で誰が関係しているかを読めない時点でミステリーでは作者様上手の展開。
    だからこそ、面白かったです。

    作者からの返信

     小余綾香様、コメントありがとうございます。
     まずは『最初に申し上げたいのは率直に面白かったこと』というお言葉に感謝します。

    >推理部分については、余り重要ではない展開なのかしら、と思った面もあります。かなりヒントを出しながら書かれている印象。

     これに関しては、元々この作品を考えていた頃(まだ転生要素は入れていませんでしたが、基本的なトリックやプロットを考えて原稿用紙80枚程度の短編小説として書いてみたのは、高校三年生だか予備校生だかの頃でした)、推理小説を読んでいて「一応『手がかり』は示されていても、でも他の人間が真犯人だとしても物語が成立してしまうような作品、結構多いんだなあ」と感じていたのが、大きな理由だと思います。
     だから自分が書く時は、できる限り「犯人はこいつ以外ありえない!」となるくらいたくさんの手がかりを……。しかしそうなると、解決編で読者は「当たり前じゃないか」とシラけるかもしれない。ならば、犯人はわかっても「あれも伏線だったのか」と、そちらで驚いてもらえるくらいに、たくさんの伏線を……。そんな考えから、ますますヒント(伏線)が多くなっていった次第です。
     また「手がかり豊富で犯人がわかりやすい以上、途中で『あれっ、違うんじゃないか?』となるように、推理の迷走は必要」と思って書いていた部分もあったので(その意味では、真相よりも途中の推理の方が印象に残るとも言われるコリン・デクスターのモース警部シリーズが目標でした)、それとは違うのだとしても結果的に、

    >それでも読んでいて迷わされました。これが推理小説では大事と存じます。

     と言っていただけたのは、とても嬉しく思います。
     他の方々への返信でも記したのですが、転生要素は、最近になって投稿用に書き直した段階で加味したものだったので、

    >ミステリーとファンタジーの混ぜ合いは好き嫌い分かれるところでしょうが、これに関しては、効いていて、あって良かったパターンではないかと考えました。

     これはとても嬉しい感想です。(この作品の原型を考えた)昔の自分ではなく、今の自分を評価してもらえた、という気持ちになりました。

    >正直に申しますと、コメントでクリスティを出しましたのは、あの辺りで叙述トリックとほぼ定めていた為でした。

     私自身「ミステリを読み慣れた方々ならば、第一の密室殺人の時点で真相を察するだろう」と思っていたので「ああ、やっぱり」という感じです。推理小説に限らず、伏線豊富な作品では「読者がどこで伏線に気づいたか」は作者としては興味あるところでしょうから(少なくとも私はそうです)、特に『あの辺りで』という言葉が嬉しかったです(『ほぼ定めていた』という書き方ですから、最初に疑惑を感じたのはもっと前なのでしょうが)。
     しかも、それを「同じく気づいた者でなければわからない」という、まさに伏線的な巧みな書き方で「伏線に気づきました」と記していただけたのですから(作者である私は、あの感想を見た段階ではその意味に気づきませんでした)、削除なんてとんでもないです。むしろ大変感謝しております。

    >トリック的に気になったのは返り血の問題でしょうか。

     これは「あっ、しまった」と思います。指摘されるまで気づきませんでした。完全に私の考えが足りなかった部分。今からでも何か書き足そう、と思うくらいです。
     パッと思いつくのは、第一の密室殺人ならば血文字の存在と絡めて、第二の密室殺人ならばナイフが刺さったままであることに(もしも引き抜けばドバッと血が出る的な話に)絡めて、それぞれ「意外と出血が少ない」という記述を書き足せるのではないか、ということ。「これだと、犯人は返り血を浴びていないくらいかも」的な会話を入れることも出来そうですが、それは少しわざとらしいかな、とも思うので、よく考えてみます。
     とにかく、改修ポイントを指摘していただき、本当にありがとうございます!

    >尚、叙述トリックと捉えた一番の決め手は、共犯の考察が不自然になされなかったことです。家族内なだけに共謀が疑われ易いのに何故?と。

     これも、全く考えていなかった点でした。別のミステリ作品の方では、共犯説を否定する理由まで明記していたのですが……。この作品に関しては、結局は共犯ですからね。「遺産相続がらみで家族を殺すのだとしたら、同じ家族と共謀できるだろうか」くらいのことを書き足すのは簡単でしょうが、それが必要かどうか。

    >それを逆手に取り、敢えて容疑が深まらない程度の共犯の可能性を彼が話していたなら、もう少し迷ったと存じます。

     この感想を参考にして「手直しするべきかどうか、するとしたら、どう書きなおすか」を、じっくり考えてみたいと思います。

     以上、長くなりましたが、嬉しいだけでなく色々と考えさせられる感想でした。本当にありがとうございました!

    2019年7月7日 12:39

  • 第十三章「幽霊騒動の土蔵で」(日尾木一…へのコメント

    悲鳴と密室、然も残留が1人だけ…王道で良いですね。あらゆる手が考えられて来たシチュエーションなだけにミステリー好きの血が騒ぎます。

    作者からの返信

     小余綾香様、コメントありがとうございます。
    『ミステリー好きの血が騒ぎます』と言っていただけると、こちらとしてもワクワクします。

    2019年7月7日 11:53

  • 第十二章「一応の解決」(日尾木一郎の記…へのコメント

    予想以上に頑張りますね、木田巡査。
    それこそ横溝作品の駐在さんのイメージがあると、誰か乗り移っているのかしら?とまで考えてしまいました。
    烏川様は子供ミステリーから横溝正史ですか。それは焼き付きそうですね!私は子供ミステリー→クリスティ→横溝正史。理由は…横溝作品のタイトルがおどろおどろしく、図書室の背表紙並んでいる一画に手をつけられなかったという過去故ですw

    作者からの返信

     小余綾香様、コメントありがとうございます。
     確かに横溝作品的な『駐在』のイメージとは違うかもしれませんね。この作品では警察関係者を一人しか登場させていないので、むしろ『迷警部』的な役割なのだと思います。
     主人公の転生という要素があるだけに、なるほど『誰か乗り移っているのかしら?』という感想もあり得るわけですね。これは新鮮というか、初めて気づかされました。
     クリスティ、推理小説の入門編の一つですね。私にとっては翻訳もの推理小説の入門書でした。角川文庫の横溝正史・江戸川乱歩・坂口安吾(ただし推理もののみ)を読み尽くした後、早川ミステリ文庫を読み始めたのがクリスティだったと思います。続いてクイーン、カーという変遷……。あらためて書いてみると、この作品にも強く影響が強く出ているな、と自分でも感じます。
     少しこの作品の話からは外れますが。クリスティといえば、中学・高校の頃の私には「新書版ではなくて文庫版で揃えたい」というこだわりがあって、当時まだ文庫で出版されていなかった『スリーピング・マーダー』を「新書版を買うくらいなら、英語の原書を読んでみよう」ということで英語で読んだ経験があります。単語に関しては辞書が必要でしたが、構文・文法などは、びっくりするくらい平易な英語で書かれており「世界中で広くクリスティが読まれている理由の一つかもしれない」と感じたものです。

    2019年7月7日 11:08

  • 第四章「事件の概要」(日尾木一郎の記録)へのコメント

    キャラクターが事件向きに描かれていて楽しいです。
    身ごもって嫁いだり、生まれを気にせずにいられない人物が複数いるのですね。先入観を持ってしまいそうですw

    作者からの返信

     小余綾香様、コメントありがとうございます。
     ミステリ作品なので、色々と思わせぶりな人物を出しています。ただ、こうやって本編登場前に人物紹介をやってしまうと『先入観』に繋がってしまうのですね。これは改善点であると思うと同時に、それこそミステリ作品ならば読者の方々に先入観を持っていただくのもプラスになるのかもしれない……。そんなことも考えてしまいました。

    2019年7月6日 17:34

  • 第一章「列車の中の出会い」(日尾木一郎…へのコメント

    横溝正史的なネーミングにシチュエーションに惹かれます!
    そこに何があるのか楽しみです。

    作者からの返信

     小余綾香様、コメントありがとうございます。
     小学生の頃、子供向けの「怪盗ルパン」シリーズや「怪人二十面相」シリーズからステップアップして、初めて読んだ大人向けの推理小説が横溝正史作品でした。夢中になって、当時角川文庫から出版されていた100冊くらいを全部読んだものです(他社から刊行されていた横溝正史原作の捕物帳シリーズにまで手を伸ばしたほどでした)。
     そんな私なので、多分に影響を受けていると思います。『横溝正史的なネーミングにシチュエーションに惹かれます!』というお言葉に対して「嬉しい」「やっぱり」と思うと同時に「そうか、雰囲気だけでなく『ネーミング』も、それっぽいのか!」と気づかされました。感謝しています。

    2019年7月6日 12:32

  • 第八章「血文字の検討」(日尾木一郎の記…へのコメント

    うーん、犯人の意図が……

    作者からの返信

     gaction9969様、コメントありがとうございます。
     犯人の意図、つまり動機ですね。なるほど。このエピソードでそれに言及されるのは、なかなか興味深いです。

    2019年6月29日 13:24

  • エピローグ「そして俺は行く」(転生者『…へのコメント

    全て拝読致しました。
    拙いですが、感想を述べさせていただきます。

    率直に言うと、すごく読み応えがありました。

    クローズドサークルで起こる連続殺人事件という古典的な推理舞台と、探偵役の体に魂だけ転生したという現代的な設定。
    まさにその設定の組み合わせの妙が活きた本格ミステリで、とても面白かったです。

    特に、俺の魂が肉体に定着し、記憶が引き継がれるという設定は、事件が現在進行形ではないので真相の裏付けとして効果的で、これを考えた作者様はすごいなぁと思いました。

    また、手記を辿るという形式が、読者に推理がさせやすく、私自身も様々な推理が頭の中を行き交って、登場人物皆が怪しく思えて犯人がつかめず、答え合わせがしたくて先へ先へと読み進められずにはいられなかったです。

    ラストも、事実である「転生」と人として精神的に「生まれ変わる」という掛けが活きていて、うまいなぁと思いました。読んでいる時には日尾木一郎が色んな人に探偵役を任された意味がわからず、なんで皆この人を指名するんだろうと思っていたのですが、このラストに繋がっていたのかと納得しました。

    少し気になる点としては、2点。
    まず1つ目、人物紹介のところで村長の息子の清が 消息不明という何かを匂わせている雰囲気の言い回しなのに、最後まで出てこずに終わってしまったので、拍子抜けというか、彼に関して記述する必要はあったのかなと思ってしまいました。

    そして2つ目は、ほとんど私の個人的な意見なので、参考程度に流して読んでもらって構わないです。
    後半伏線を明かす場面で作者様の伏線を全て説明したい気持ちが伝わってきてしまって、正直どうなのかなと思いました。読み返したときに「あ、これが伏線だったのか!これも!」と自分で探して楽しめるのもミステリーの醍醐味の一つなのではと思っているので、全部説明してしまうと興醒めというか、もう少し読者が自分で推理する余白を持たせてもよかったのではないかなと思いました。でも、説明があって気付いたことも多々あったので、戯言と思って聞き流して下さい。

    長々と失礼しました。
    読んでいて楽しかったです。読み応えのある作品をありがとうございました。

    作者からの返信

     森山 満穂様、コメントありがとうございます。
     まずは『すごく読み応えがありました』という嬉しいお言葉。ありがとうございます! 自分では「小説にしては肉付けが甘い。むしろプロットに近い、スカスカな作品なのではないか」という危惧もあったので『純文学を書いているつもりです』という方からこのようなお言葉をいただけて、少しホッとしました。
     他の方々への返信でも書かせていただいたのですが、この作品の転生設定は、基本プロットやトリックを考えた『昔』のものではなく『今』のアイデアなので、その点を褒めていただけたのも大変嬉しいです。
     また『登場人物皆が怪しく思えて犯人がつかめず、答え合わせがしたくて』というコメントから「自分が考えていたほど犯人やトリックはバレバレではなかったのかな?」とも思えました(バレバレな犯人を少しでもカバーしようと、作中で「ああでもない、こうでもない」と推理を二転三転させたのが功を奏したのであれば、本当に嬉しいです)。

    >読み返したときに「あ、これが伏線だったのか!これも!」と自分で探して楽しめるのもミステリーの醍醐味の一つなのではと思っているので

     これは本当におっしゃる通りで、子供の頃に読んだ本(おそらく横溝正史、もしかしたら江戸川乱歩)の中で「本格推理小説は二度楽しめる」と書かれていたのを、今でも覚えています。
     ただしWEB小説なので「はたして読者がどれほど読み返してくれるだろうか?」という心配がありました。それでも『真相を知る前と知った後で、意味がガラリと変わってくる文章も多い』に関しては「全部列挙するのは野暮ってもんだろう」と思って『こうやって、まだ緋蒼屋敷に到着する以前の段階で、かなりの例がある。これ以上は列挙してもキリがないので止めておくが、まだまだあるに違いない』と書き記すに留めたのですが……。
     直接的な伏線に関しては「犯人がわかった読者でも、全ての伏線に気づく人は少ないだろう。だから『あれもこれも伏線だったのか!』の方で驚いてもらおう」という意図で、なるべく全て記すようにしていました。でも上述のように「自分が考えていたほど犯人やトリックはバレバレではなかった」というのであれば、素直に『犯人の意外性』で楽しんでもらえるから、その必要もないのですよね。ですから「どこまで伏線を指摘するか」に関しては、もう少し感想が集まってから(「どれくらい犯人がわかりやすいのか・わかりにくいのか」を見極めてから)、再度検討してみようと思います。

    >人物紹介のところで村長の息子の清が 消息不明という何かを匂わせている雰囲気の言い回しなのに、最後まで出てこずに終わってしまったので、拍子抜けというか、彼に関して記述する必要はあったのかなと思ってしまいました。

     こちらは、単純に私の失敗というか技量不足というか……。ミスリード(レッドへリング)の難しさを痛感しました。上手くやらないと「これ意味あった?」になってしまうのですね。

     以上、長々と失礼いたしました。
     色々と有意義な感想、本当にありがとうございました。

    2019年6月27日 22:17

  • 第七章「惨劇の後で」(日尾木一郎の記録)へのコメント

    密室、そしてダイイングメッセージ……いよいよ本格めいてきましたな。

    作者からの返信

     gaction9969様、コメントありがとうございます。
     この辺りから「ようやく物語が動き出した」という感じです。

    2019年6月26日 22:07

  • プロローグ「事件の渦中に飛び込んで」(…へのコメント

    自主企画に参加していただき、ありがとうございます!
    女性の喋り方からして時代的には昔の話でしょうか?
    こういう作品は読んだことがないのでこれからが楽しみです!

    作者からの返信

     岩月 敬一様、コメントありがとうございます。
     口調に関しては意識していなかったので、『女性の喋り方』から時代背景を判断していただいたのは、良い意味で予想外でした。言われてみれば、今風の喋り方ではないのかもしれませんね。
     以前にいただいたコメントを元にして、数日前にようやくプロローグへ書き足した部分なのですが、

    >テレビは白黒ではなくカラーだが、まだ家庭用ビデオデッキもない時代。

     としてありますので、確かに『時代的には昔の話』となっています。『これからが楽しみ』と言っていただけたので、この先も楽しんでいただけることを願っています。

    2019年6月24日 17:44

  • 第六章「蒼川の姉妹」(日尾木一郎の記録)へのコメント

    一難去ってですな……

    作者からの返信

     gaction9969様、コメントありがとうございます。
     まさにその通りです。それに……。
     私は「一難去ってまた一難」と聞くと、つい「どちらも同じ程度の災難」と感じてしまうのですが、実際には、災難の度合いが大きく違う場合もあるんですよね。

    2019年6月23日 23:36

  • エピローグ「そして俺は行く」(転生者『…へのコメント

    改めまして、自主企画『web小説向きじゃないと自覚ある作品、来たれし!』にご参加いただきまして、ありがとうございました。
    半日かけて一気に読ませていただきました。
    最初から複数あったであろう伏線を読み解きながらだったので、だいぶ一話を読むのに時間がかかりました。
    ですが、そのおかげで後半真相の説明ですんなり解釈することができました(。-_-。)

    さて、では感想をお伝えしたいと思います。

    まず、全て読んだ上で、転生という設定をこういう形で生かしたのは斬新ですし、素晴らしいなと思いました。
    今の時代に乗っている新しいミステリーだと思います。

    そしてこの企画の趣旨である、web小説に向いていない作品かどうか、についても完璧に当てはまっていますね!

    これはwebの場合のこの作品の欠点でもあると思いますが、序盤、読み手が登場人物や伏線を頭に叩き入れる必要作業が半端ないです(相当時間を要する)。
    つまり、作り込みも半端ないということです。すばらしいです。
    なので、それが悪いというわけではなく、書籍化されている本を買う人であれば、誰でも容易に読める部分です。

    個人的に、前半の主人公であるきいちろうさんに対して、良くも悪くも悶々としました。
    読者の分身でもあるきいちろうさん『こいつ、マジ使えねぇ』状態だったので。
    主人公であるはずなのに、明確な意思もなく傍観者を貫く印象なので、他の人物たちよりも影が薄かったです。
    でもそれが、オチの驚きも増すためのものであるのなら、正解だとも思います。
    実際、最後まで読めば、なるほど、オチがこうだから、そうするしかなかったのか、と納得はしましたので。
    この部分は、完全に読み手としてのわたしの素直な感想です。

    そして、一番大事な部分のオチですが、これは賛否両論あるオチですね。
    それを承知で挑戦されたのかなと思っています。
    主人公が転生してしまった新たな器たる自分を犯人だ!って言い放つ展開、普通に面白すぎるし、見たことないどんでん返しです。
    面白い発想だし、わたしなら思いつかなかった展開ですね!

    ただ欲を言えば、主人公が犯人だという強烈な伏線が欲しかったです。
    これがあれば、誰も文句は言わない(文句を言う人が少なくなる)と思うんです。
    最後の伏線の回収は圧巻ものでした。すごいなと思って読んでいました。
    そして、その他の伏線のレベルと主人公が犯人だという証の伏線が同等のレベルだったので、そこに特別な差があれば、もっとより良かったかなと思います。

    全体的には、一義さんが殺害されてから、どんどん面白くなっていきました。
    読むのも苦痛ではなく、結局誰が犯人なの!?と先が気になって仕方がなかったです。
    さらに言えば、誰が真犯人なのか全く読めなかったので、真相が明かされるまで謎だらけだったのが、また面白さを増していました。
    続きが気になる本物のミステリーでしたし、書き手の立場としては、これを考えて文字にしたというのは相当すごいことだなと思って読んでいました。
    数多くあった伏線を最後にきちんと回収されていて、読んでいて無意識に頷いていましたよ(笑)
    新しい時代にふさわしいミステリーだと思います。

    以上が、わたしの感想です。長文失礼いたしました。

    せっかくの感想を述べる場面でしたので、本当に素直な気持ちを書きました。
    もしも不快になられたら削除していただいてかまいません。

    しかしながら、とても有意義な時間でした。
    このご縁がなければ、おそらくこの作品に出会うことはなかったと思います。
    ご参加いただき、本当にありがとうございました。
    またご縁があれば、どうぞよろしくお願いいたします。

    作者からの返信

     絵本カナタ様、コメントありがとうございます。時間をかけて読んでいただき、また、感想にも「時間をかけて書いた」という雰囲気が漂っており、本当に感謝しています。

     他の方への返信でも記したのですが、この作品は「三十年くらい前に短編として考えた」「それを元に加筆して十数年前に長編化して個人サイトで掲載していた」「さらに大幅に修正して固有名詞もタイトルも変えて『小説家になろう』に投稿した」という経緯で出来上がっており、WEB投稿版から転生設定を導入して探偵役もそれに変更する形でした。
     ですから、

    >主人公が転生してしまった新たな器たる自分を犯人だ!って言い放つ展開、普通に面白すぎるし、見たことないどんでん返しです。

    >転生という設定をこういう形で生かしたのは斬新ですし、素晴らしいなと思いました。

     ここを評価していただいたのは、とても嬉しいです。若い頃の私ではなく、今の私の発想に関する部分ですから。
     一方、

    >続きが気になる本物のミステリーでしたし、書き手の立場としては、これを考えて文字にしたというのは相当すごいことだなと思って読んでいました。
    >数多くあった伏線を最後にきちんと回収されていて、読んでいて無意識に頷いていましたよ(笑)

     これに関しては、ただ「嬉しい!」と思うだけではなく、若い頃の自分に対する嫉妬のようなものも感じてしまいました。基本骨格は「若い頃の柔軟な頭」があってこそ考えついたもので、大人になった今では無理なのではないか、という気持ちです。
     実際、十数年前に個人サイトで掲載した時点で、これの続編(二人が旅先で新たな連続殺人に出会って解決する)も一つ考えて掲載したのですが、もう伏線もトリックも数が減っている自覚があったくらいです(まあ作者の感覚と読者の方々の感想は違って来ることも多いので、いずれその作品も書き直してカクヨムに投稿しようと思っていますが)。
     作者の感覚とは違う、といえば、

    >さらに言えば、誰が真犯人なのか全く読めなかったので、真相が明かされるまで謎だらけだったのが、また面白さを増していました。

     これは意外な感想でした。まず良い意味で。
     この作品、いくつか推理小説を読んでいる方々には、第一の密室殺人の時点で「語り手イコール犯人のパターンだな」とバレてしまう、と私は思っていたのです。そして第二の密室殺人も、第一の時点で犯人がわかった読者から見ればわかりやすいだろう、と。
     そもそも伏線を重視する小説ならば「わかりやすい伏線とわかりにくい伏線の両方を用意して、前者で『納得!』後者で『意外!』と思われるのが理想」という話がありますが……。私としては(推理小説としてはメインとなるはずの)「犯人当てや密室トリック」は『わかりやすい伏線』の方にしてしまい、むしろ「犯人はわかったとしても、でも、あれもこれも伏線だったことまで気づきましたか?」というつもりで、とにかく小さな伏線を増やしてそちらを『わかりにくい伏線』にして、解決編での意外性を生み出そうと努力したつもりでした。
     ここまでは『良い意味で』なのですが、これが裏を返すと、

    >ただ欲を言えば、主人公が犯人だという強烈な伏線が欲しかったです。

    >その他の伏線のレベルと主人公が犯人だという証の伏線が同等のレベルだったので、そこに特別な差があれば、もっとより良かったかなと思います。

     ということに繋がるのですね。なるほど。
     ここに手を加えるかどうかは、上述の「どれくらい犯人がバレやすいか」に関わって来るので、もっと他の読者の方々の感想もいただけるようになってから、改めて考えてみたいと思います。
     でも、今さら思うのですが。
     実は私、本来「作者が思うほど読者は伏線に気づかない」という立場でして、特にWEB小説に関しては「自分は人気作家でもないから、流し読みされる可能性も大。もう伏線は露骨すぎるくらいでないと、伏線回収する時点で『そんなこと書かれてたっけ?』と思われてしまう」と考えています。だから伏線重視の異世界ファンタジー(全34万文字)を投稿した時は、序盤・中押し・だめ押しで「同じ真相」に対する伏線をばらまいたくらいですが……。
     異世界ファンタジーではなくミステリ作品でも、同じような姿勢で良かったのかもしれません。
     そもそも自分が商業作品の推理小説を読み漁っていた頃、犯人を的中できた小説なんて殆どありませんでしたからね。その意味でも、ミステリの犯人、作者が思うほど読者にはバレないものかもしれません。
     そんなことを考えさせられる、貴重な感想でした。

     続いて、企画の主旨である「web小説に向いていない作品かどうか」にも関わりそうな話ですが。

    >全体的には、一義さんが殺害されてから、どんどん面白くなっていきました。

     裏を返せば、そこまでは面白みが薄いということですよね。実際に、

    >これはwebの場合のこの作品の欠点でもあると思いますが、序盤、読み手が登場人物や伏線を頭に叩き入れる必要作業が半端ないです(相当時間を要する)。

     ともおっしゃっていますし。
     この辺は、自分でも「肝心の事件が始まる前に、読者が脱落しそうだなあ」と思っている点でした。なんとか改善しないといけない、と。

    >個人的に、前半の主人公であるきいちろうさんに対して、良くも悪くも悶々としました。

    >主人公であるはずなのに、明確な意思もなく傍観者を貫く印象なので、他の人物たちよりも影が薄かったです。

     この感想をいただいて「事件本編に関して主人公が活躍できないなら、何か違う形で活躍させないといけないのかな」と思いました。また、それが実現できたら『事件が始まる前』においても読者の興味を繋ぎ止めるようなイベントを起こせるかもしれない……。上記の問題点を改善するためのヒントをいただけた気分です。


     以上、長々と失礼いたしました。
     もう絵本カナタ様は頭を切り替えて、次の作品を読まれている頃ですよね。
     こちらこそ、またの機会に、よろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。

    2019年6月23日 11:25

  • 第七章「惨劇の後で」(日尾木一郎の記録)へのコメント

    ここで大きく話が動きましたね!
    キャッチコピーにもあるように伏線が散りばめられているので、それがどのように回収されるのか、読者もドキドキさせられる作りです。
    ミステリーの醍醐味ですね(^ ^)

    作者からの返信

     絵本カナタ様、コメントありがとうございます。
     この段階で『伏線が散りばめられているので』と言えるのは、そこに伏線があること、つまり「これが伏線だ!」と気づいた方々だけですから……。一体どの伏線に気づいていただけたのか、私もドキドキしています。
     せっかくの伏線、こちらが明かすまでは隠しておきたい気持ちもありますが、全て隠れてしまうのも面白くない。ある程度は、あらかじめ気づいてもらいたい……。そんな複雑な心境です、伏線を用意した側としては。

    2019年6月22日 18:15

  • 第四章「事件の概要」(日尾木一郎の記録)へのコメント

    他の方のコメントにもありますが、今回読んだところまでだと蒼川規輝があやしいですね。
    でもその他の蒼川の方々、みなさん強烈なキャラクターです。
    それがどう活かされてくるのか楽しみです(*^^*)
    個人的に事件と関係なく華江が本当に変人なのか気になりますね(笑)

    作者からの返信

     絵本カナタ様、コメントありがとうございます。
     このような箇条書きっぽい回で『みなさん強烈なキャラクターです』とおっしゃっていただき、恐縮です。実質的には、まだ未登場なのに。
     また『華江が本当に変人なのか気になりますね(笑)』というお言葉、なるほどそういう感想も出てくるのだなと、今更のように気づかされました。

    2019年6月22日 15:08

  • プロローグ「事件の渦中に飛び込んで」(…へのコメント

    初めまして、この度はわたしの自主企画にご参加いただき、ありがとうございます!

    転生ものということでしたが、これは斬新な設定ですね!
    これから読ませていただきます〜(^ ^)
    よろしくお願いします!

    作者からの返信

     絵本カナタ様、コメントありがとうございます。
     企画参加のご挨拶でもチラッと記しましたが、この作品は(歴史ミステリでもないくせに)歴史ミステリにある「昔の時代の人間になって、その時代の殺人事件の謎を解く」というパターンを、今風に『転生』という言葉で表現している作品です。ですから『これは斬新な設定ですね!』というお言葉、嬉しいと同時に、少しくすぐったいような気持ちです。
     プロフィールを拝見すると、ミステリ作品は好きなご様子。ミステリ好きか否かで、読後感も変わってくる作品だと思うのですが……。
     しかしWEBで掲載している以上、読者の方々がどこで作品から離れてしまうか、それは読者次第であると同時に作品の魅力次第。途中で「面白くない。これ以上は読めない」と思われたのであれば、それが作品に対する評価だと心得ております。
     こちらこそ、どうぞ宜しくお願いします。

    2019年6月22日 13:02

  • エピローグ「そして俺は行く」(転生者『…へのコメント

    チャート企画自体は終了してしまったのですが、
    期間内に読破しきれなかったので、今更ですがチャート診断させて
    いただきたいと思います。

    なお、かなり一方的な感想で申し訳ありません。

     ・ライトノベル ☆☆★☆☆ 一般文芸
     ・文学的要素 あり ☆★☆☆☆ なし
     ・エンタメ性 あり ☆☆★☆☆ なし
     ・男性向け ☆☆★☆☆ 女性向け
     ・キャラクター ☆☆☆★☆ ストーリー

    まず、ライトノベルと一般文芸ですと一応、異世界(と言うか過去と言うか)転生系の要素もあり…でも、内容は推理小説…と言うどちらにも寄っていない感じを受けたで真ん中に★をつけさせていただきました。

    登場人物がガンガン死んで行きますし…文学要素はあると思います。

    エンタメ性については少々微妙…と、言いますか…

    正直、昭和のいつ時代なのか全く推察できない世界観がもったいないかな…と。

    昭和と申しましても、1桁~10代はまだ「大正」の雰囲気(女性の私服は和服がメインで、そもそも洋装はモダンガァル…等)があると思うのですが、そんな印象もあまり無く…

    かと言って20年は戦争の様相が色濃いはずなのにこのストーリーから「戦争」の匂いが殆ど全くと言って良い程感じられません。

    30年代~40年代ですと、戦後の傷跡…と言うか、戦後の混乱期を感じさせるエピソードが薄い気がします。(金田一耕助シリーズみたいな)

    50~60年代に入って来ると、もう家電製品が各家庭に完全配備されてきて…昭和とはいえ、平成の香り…と言うか、今のお父さんお母さん世代が生まれた時代に入って来ると思います(ちびまる子ちゃんの世界観みたいな?)

    その、いずれの時代としてもイマイチしっくりこない感じなので…
    何かちょっと違和感があって、映像化させにくい印象があります。

    男性向けか女性向けかと言いますと、どちらに向けても大丈夫な感じなので
    真ん中に★を入れさせていただきました。

    キャラクターか、ストーリーかと言う部分ですと、やはり「推理小説」と言う性格上、どうしてもストーリーに寄って来るかと思います。

    トータルの感想ですが…
    最初の「きいちろうさん」の記録からスタートして読み進めますと、
    最初、これ、異世界転生設定にする意味があるのか?とかなり疑問でした。

    普通に殺人事件がぽんぽん起きるので(笑)
    後半の「俺」のターンでその意味は十分理解するのですが…
    個人的な一読者の感覚で申し訳ありません。

    単に、自分は基本「推理小説は推理しない」派なので、あまり
    犯人はコイツかな?と思って読まないのですが…それでも、このオチは
    「えー…(困惑)」となりました。(笑)

    もちろん、それが狙いなのかもしれないのですが…

    それはズルい!と感じてしまったと言うか…
    ある意味、主人公=きいちろう=俺、だと思っていたので
    主人公=犯人、でも読者はそれが分からない、と言う描き方に対し
    「おもしろい」というよりも「それは卑怯だ!」と感じてしまいました。

    後半「俺」さんが、前半のきいちろうさんの動きに対して不自然だった、と
    言うシーンも、
    「確かに、コイツ、探偵のくせにへっぽこだよなー」…とは思っていたのですが、
    それは転生後の「俺」がある程度「探偵」らしく物語を動かして行くから仕方ないのか、と思って読み進めていたのですが
    「俺」が探偵らしく動き出す前にほとんどの登場人物が死んでしまい、
    あれ?「俺」の出番は…??
    と思いました。

    結局、読者って生き物は、ある程度勝手に想像し、
    自分の予想を大きく外されると「なにこれ、つまらん」と
    思ってしまうものなのかな?と思いました。

    「読者」としての自分は、正直「推理小説」としては「面白くない」と感じてしまったのですが、
    「小説を書くことのある自分」として読むと、逆に
    主人公=犯人と言うある意味「推理小説」の「おやくそく」を切り崩そうとした
    意欲作、としてこういう切り口もあるのか!
    そう言う意味では「面白い」と感じる、と言うなんとも不思議な感覚の作品でした。

    推理小説は普通の娯楽小説の中ではダントツ
    作者様の力量と知識量が必要なジャンルだと思っており、
    ちょっとでも「違和感」を読者に抱かせてしまうと一気に「ご都合主義」とか
    「おもしろくない」とか言われかねないジャンルだと思います。

    それに、推理小説好きの読者の中にはトリックに滅茶苦茶詳しい人も
    大勢いらっしゃいますし…

    「ひぐらしのなく頃に」と言う作品が一時期賛否真っ二つに割れていたのが
    最初「推理小説」だったはずなのに「実はファンタジー」という流れだった為
    …と伺ったことがあります。
    (自分は頭っから「ファンタジーと割り切って読んだ方が楽しい」と言われたので楽しく読めましたが、推理小説として読み始めたら、楽しいという感想になったか疑問です。)

    そう言った意味でも「推理小説」と「ファンタジー」はある意味
    水と油で、読者側もたいがい、「推理小説」として読んでいる時は「ファンタジー」は排除して読みます。
    (でないと、密室殺人は魔法で解決~☆彡、となりかねないからです)

    それを上手く融合させるのは、本当に難しいと実感しました。

    ありがとうございました!

    作者からの返信

     伊坂 枕様、コメントとチャートありがとうございます。
     時代設定に関しては、もう片方のミステリとは違って「本編に時代要素が深く絡んでこない」と思ったので、あえて曖昧に『昭和』と表現してしまいました。この点は失敗だったようなので、曖昧とはいえ『戦後』『テレビは白黒ではなくカラーだが、まだ家庭用ビデオデッキもない時代』くらいの記述は、どこかに書き加えようと思います。

     この作品は「三十年くらい前に短編として考えた」「それを元に加筆して十数年前に長編化して個人サイトで掲載していた」「さらに大幅に修正して固有名詞もタイトルも変えて『小説家になろう』に投稿した」という変遷で現在に至るのですが、転生設定を加えたのは『なろう』版からでした。それ以前は「駐在さんが主人公の手記を借りようとした時点で主人公は快く貸す。駐在さんが村外の人間に手記を送ることで、探偵役が登場する」という形でした。
     変更したのは「『なろう』に掲載するから転生要素を加えた」という意味もありましたが、それだけでなく「犯人が罰を受けない形では良くない」という意図もありました。ちなみに第二段階の個人サイト掲載版では「プロローグ・インタミーション・エピローグにだけ出てくる大学生『俺』が、『友人』が実家で見つけ出した父親の古い手記を読む」という二段構造だったので、想定していた時代設定は70年代くらいだったのだろうと思います。
     探偵役が転生者だったり、最後の段階で突然出てきたりするのは「いわゆる安楽椅子探偵タイプの小説にしたい」という理由もありました。私の中での『安楽椅子探偵』のイメージはバロネス・オルツィの『隅の老人』シリーズですが、推理小説に馴染みの薄い方々にはわからないと思いますので……。ウィキペディアから引用すると、安楽椅子探偵は、
    『部屋から出ることなく、あるいは現場に赴くことなく事件を推理する探偵、あるいはそのような趣旨の作品を指す』
     と書かれています。
     だから「探偵が独自の調査で謎を解く」タイプの、探偵の活躍をメインにした『探偵小説』のつもりではありませんでした。探偵役が行動を開始した時点で即事件解決、というつもりで書いていました。
     でも一般に『推理小説』というと、読者の方々からは、私の思う『探偵小説』的な、探偵のアクティブな活躍を期待されてしまうのですね。

    >「俺」が探偵らしく動き出す前にほとんどの登場人物が死んでしまい、
    >あれ?「俺」の出番は…??
    >と思いました。

     という感想をいただいて、痛感しました。

    >単に、自分は基本「推理小説は推理しない」派なので、あまり
    >犯人はコイツかな?と思って読まないのですが…それでも、このオチは
    >「えー…(困惑)」となりました。(笑)

     これに関しては「アンフェアと思われるかもしれない」と覚悟して書いていました。
     昔から「語り手が犯人」というパターンの推理小説は結構あります。語り手が犯行時の行動を記述しないことに関して「それはアンフェアだ」という意見もよく目にしてきました。どこぞの白いマスコットの「聞かれなかったから答えなかった」を「ずるい!」と思うのと同じ感覚ですね。
     私はQB擁護派ではありませんが、でも推理小説に限っては「三人称作品でも記されていない部分は当然出てくるのだから、一人称作品でも、意図的に書かないことがあってもいいじゃないか」という立場です。ただし、かつて好きな推理作家の作品を読み漁っていたら、その中の一つで語り手=犯人が終盤「正直に言おう。私は少し嘘を書いてきた」みたいなことを言い出した時は「さすがに、それはずるい!」と思いましたが。
     ですので、自分でも「かなり難しいところに足を踏み入れている」と思いながら書いていました。こういう部分こそ「作者と読者の捉え方が違うだけでなく、読者それぞれでも意見が違うはず」と思うので、なるべく多くの方々の感想をいただきたいのですが……。魅力的な作品でないと、読者の方々も「感想を書こう!」という気持ちにはなりませんから、これが現状です。
     そんな中、こうした感想が一つでもいただけたのは僥倖でした。貴重なコメント、本当にありがとうございました!

    2019年6月16日 11:55

  • 第五章「永瀬沼の恐怖」(日尾木一郎の記…へのコメント

     チャート企画から参りました。

     ・ライトノベル ☆☆★☆☆ 一般文芸
     ・文学的要素 あり ☆☆★☆☆ なし
     ・エンタメ性 あり ☆★☆☆☆ なし
     ・男性向け ☆☆★☆☆ 女性向け
     ・キャラクター ☆☆☆☆★ ストーリー

     あくまで個人の印象です。ご了承ください。

    作者からの返信

     奈月沙耶様、コメントとチャートありがとうございます。
     この段階での評価というところで「なるほど、そうなるか」とニヤニヤしております。同時に、まだ事件も始まっていない段階であることに、嬉しいような悲しいような……。「もっと早めに物語の本筋をスタートするべきだった」と改めて反省しました。

    2019年6月9日 13:22

  • 第五章「永瀬沼の恐怖」(日尾木一郎の記…へのコメント

    囮をかってでたと思ったら、いきなりやばい……

    作者からの返信

     gaction9969様、コメントありがとうございます。
     囮は本来、敵を引き寄せる役目ですからね。危険もよくあること。今回は『敵』は関係なく、いわば自爆みたいなものですが。

    2019年5月16日 18:35

  • 第四章「事件の概要」(日尾木一郎の記録)へのコメント

    規輝があやしい……(早

    この頁はのちのち重要となりそうなので、覚えておくとしますぞ!

    作者からの返信

     gaction9969様、コメントありがとうございます。
     色々と想像しながら、お楽しみください。
     第四章の『関係者の紹介』は、作中のキャラも『何度も読み返すことになるだろう』と書いているくらいなので、後で見直していただければ幸いです。

    2019年5月12日 19:37

  • 第三章「緋蒼村の中へ」(日尾木一郎の記…へのコメント

    探偵としては動きづらい、聞き取りはかどらなさそうな状況ですな。

    作者からの返信

     gaction9969様、コメントありがとうございます。
     この作品の探偵役は、自分のことを「探偵ではなく探偵作家」と言い張っていますので、まあ『動きづらい、聞き取りはかどらなさそうな状況』でも、案外、困らないのかもしれません。これが積極的に探偵活動をするつもりのキャラクターならば、大きな問題になってきそうですが。

    2019年5月11日 17:13

  • 第二章「緋蒼村の決まり」(日尾木一郎の…へのコメント

    閉鎖空間での殺人……本格ですな。

    作者からの返信

     gaction9969様、コメントありがとうございます。
     はい、みんな大好き閉鎖空間です。私が推理小説を読み漁っていた子供時代とは違って、今は名探偵コナンとか金田一少年の事件簿とか、漫画やアニメでも定番のように使われているので、昔以上に閉鎖空間も身近なものになってきた、と思っています。

    2019年5月5日 08:32

  • 第二章「緋蒼村の決まり」(日尾木一郎の…へのコメント

    この禍々しい雰囲気……本格ミステリー好きにはたまりませんね!

    因襲的な村、対立する一族、祟り……といったモチーフに、にやりとさせられます。

    作者からの返信

     沖野唯作様、コメントありがとうございます。
     言われて気づきましたが、この作品、私自身が好きなモチーフを全部ぶち込んでいるようです。それだけで『本格ミステリー好き』の方々が喜んでくださるのであれば、私は幸せです。作中の二人ではないですが、同好の士を見つけた、という気分になります。

    2019年4月29日 18:52 編集済

  • 第一章「列車の中の出会い」(日尾木一郎…へのコメント

    探偵が……旅先で事件に巻き込まれる……

    わくわくするようなシチュエーションですな……ただ、人格の中身がどこでどうなったのかは気になる……

    作者からの返信

     gaction9969様、コメントありがとうございます。
     わくわくしていただけたら幸いです。人格の中身に変化に関しては、この先のお楽しみということで……。そこまで楽しんで読んでいただけることを願っています。

    2019年4月29日 18:11

  • プロローグ「事件の渦中に飛び込んで」(…へのコメント

    一風変わったミステリーになりそうですな……謎が多すぎてまだどうなるかわかりませんな

    作者からの返信

     gaction9969様、コメントありがとうございます。
     思わせぶりなプロローグなので、確かに「一風変わったミステリー」という感じ方もわかります。まだまだ序盤なので、私としては「読者の方々の感想が、この先どうなるか」というのが心配半分、期待半分です。

    2019年4月28日 17:27

  • 第三章「緋蒼村の中へ」(日尾木一郎の記…へのコメント

    本格ミステリーといった作品でこれからの展開が楽しみですね!

    緋蒼村、緋山家と蒼川家など、引き込まれる要素が、作者の丁寧で分かりやすい文章でつづられていて、引き込まれます。

    たまに皮肉のように挟まれる言葉にも、にやりとさせられます(^_^)

    作者からの返信

     まきや様、コメントありがとうございます。
     まずは序盤で雰囲気を楽しんでいただければ幸いです。
     作者としては、そのまま最後まで読んでいただけることを願うばかりです。

    2019年4月28日 14:53