ボタンのかけ違いから、二人の気持ちはすれがい、あわや物語は途絶えようとしていた。 心も物語も、信じる気持ちから生まれる。けれどもう一押しが難しいのだ。配達人はそれを教えてくれる。
フロリダ生まれ浅草育ちです。おっさん。
文明が退廃した世界にて、手紙を届けに道無き道を進む少年、カタリ。やがて彼は目的の地、巨大な塔へとたどり着く。そこで出会ったのは、人嫌いな男性と、AIの少女でした。不器用な二人を救うため、カタリ…続きを読む
設定をうまく生かして起承転結も完璧。キャラも世界観に溶け込んでいるし、王道中の王道ですね。カタリの決め台詞、バーグさんの短いスカート弄りも完璧。 変化に逃げたり引いたりする作者も多く居る中、…続きを読む
塔。儀式、見張り、そして砦。いずれにせよ、なにか大切なものを守り見張り実行する建物だ。 塔にたてこもっていた男には二つの財産しかなかった。自分の命と自分の物語だ。前者は皮肉にも本人の望みを阻み、…続きを読む
やられた、こんなにあのわけのわからないKAC10のお題を生かし切った物語もないであろう。しっかりと設定を使い切って、そして感動までもたらす。4000文字しかないストーリーなのに物足りなさはなく、…続きを読む
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