ククク――いいだろう、500年ぶりに暴れてやろうじゃねえか。

 コレっ。なんといってもこのセリフ。ああああ、右手がうずく(違 キャラクターと人間関係と舞台装置だけを区切りの良いところまでで説明してあります。まさに壮大な物語の書き出し。
 本当は。企画の趣旨からいえば、規程の文字数で完結すべきなのでしょう。最後の一文とともに作品世界も閉じるのが、短編の妙といえばその通り。でも、そこを逆手にとって、広い世界と遠い道といっぱいの可能性を「ばあっ」と広げて見せるのも、交流から創作を広げる「カクヨム」ならでは。繋がってゆく「物語」をも一緒に見せてくれるような。あるいは「私も書いてみたい」という気持ちをかき立てるような。そんな素晴らしい「ファースト・エピソード」でした。
 昔、友人たちとネットでリレー小説をやったのを思い出しました。預けてもらえるならセカンド・エピソードは私が書きたいくらい。でも、カクヨムには今のところ複数の書き手で一本の小説をシェアできる機能はないようなので、続編を楽しみに待つことにします(笑 がんばって♪
 なお、お題の「おめでとう」がどこにあるのかわらなくて、クロームの検索機能まで使ったのは、秘密。

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