走れメロス 短距離走編

作者 和希

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★★ Very Good!!

メロスが、3分で行って帰ってくる物語。

なぜ、そうなったのか?

どうやって、あの「走れメロス」を3分で演じてみせるか?

メロスの三日間を3分で走りきるという、勢いそのままに、ものすごい早さで台本が削られていく、その掛け合いは笑わずにはいられません!

太宰の名作を知らなくても、そのむちゃぶりがよく分かる、見事な構成になっております。

★★★ Excellent!!!

メロスの冒険を、こうまで奇想天外な発想に仕上げるとはもう、脱帽物です。
最初から最後まで勢いが止まらず、読んでいる間ずっと笑いっぱなしでした。
コメディ短編としては最高の出来なのではないでしょうか。一読するのをお勧めします。

★★★ Excellent!!!

タイトルから気になって、読んでみればこういうお話でしたか!
私も学生時代に演劇をしていたので、感情移入して読めました。
演劇部は、こういう結構無茶なのあるあるです。
文字数内で綺麗に展開し、ラストまで納得させる内容。

とても面白かったです。いいコメディでした。
どうか、怒られませんように!

★★★ Excellent!!!

タイトルでひきつけ、無茶振りで笑わせ、ツッコミで笑わせ、そして成果で爆笑させる。起、承・転なし、結の全力疾走コメディ。それでいてシチュエーションはほどよく現実的で、羞恥心をかなぐり捨てれば割と出し物としてアリだというのがまた凄い。
そもそもからしてツッコミどころが満載の「走れメロス」を、さらにツッコミどころしかない魔改造。しかし、全体としてはなんか合ってる。笑って、笑って、何故か不思議と納得する。笑いの中にセンスと説得力が光る、実は名作かもしれない小品。

★★★ Excellent!!!

コメディのスタイルで、登場人物が超真面目にことに当たるのに、真面目にやればやるほど面白くなるという、まあ言ってしまえば『お葬式で笑いの衝動に襲われると堪えれば堪えるほど笑いが大きくなってしまう』的なタイプのものがあります。
このお話はまさにそれ。
全員真面目にやってます。たぶんふざけている人は一人もいないし、笑かそうとしている人もいない。
でも何しろ状況が悲劇的。走れメロスに短距離走やらせるって無理すぎる。

とりあえず声を立てて笑いました。カクヨムでここまで笑ったのは久しぶりかも。