爽やかな目覚め

 コールドスリープものには定番のタイムカルチャーギャップを逆手にとった作品。思いつけそうで思いつけない。
 主な舞台を自動車の車内に絞ったのは適切な判断だろう。自動運転車による社会の転換点がさりげない表現でうまく描かれている。