最後まで読んだ時、ご飯の支度などの表現がとても丁寧で、そういう「日常」にとても切なくなりました。描写がとても繊細な、そんな常夜の物語です。
気が向けば作品を漁ってレビューをして、気が向けば小説を書くような人間らしき生物。 自分が書いた小説を自信もって他人に読んでほしいと言える日が来て欲しい。 ※…
半年も夜のままの世界が続く地球で、一人の女性が生活している様を、丁寧に書き上げた一作。地球が自転をしなくなったのではなく、太陽そのものがなくなったのだ。電気を点けて一日が始まる。街灯が点る朝。それ…続きを読む
主人公は昼夜が逆転している生活をしているわけではないが、暗闇の中で起き、目覚めの最初の行動が電気をつけること。そんな不思議な世界観から始まる。 変わってしまった世界で生きる主人公の生活は、ど…続きを読む
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