旅人　ｰ吉田松陰・土屋鳳州・河口慧海ｰ

それぞれ違う時代に生まれた吉田松陰、土屋鳳州、河口慧海の３人が旅に出る。松陰は日本国内を巡り、鳳州は中国へ向かおうとする。そして慧海はチベットへ向かう。幕末から明治にかけて日本は開国という荒波に突入していった。３人はそれぞれの思いで駆り立てられるように旅に出た。生まれも育ちもまるで違う３人は旅に命を懸けていた。時代を超えて３人が偶然に出会い、影響を受けていた。人生とは何か、人の道とは何か、旅とは何か。３人の想いはファンタジーでひとつになっていく。
参考文献　山口県教育会編「吉田松陰全集第９巻」昭和４９年８月１０日大和書房発行
　　　　　妻木忠太著「吉田松陰の遊歴」昭和５９年３月２４日村田書店発行
　　　　　海原徹著「江戸の旅人吉田松陰」２００３年２月２０日ミネルヴァ書房発行
※随時追加した行きます。