概要
そばにいてくれて、ありがとう――
「私」は死んだ。でも、まだ消えるわけにはいかない。大好きなあの人が泣き止むまで――
閉鎖的な村の、薄幸の美少女が語り手の短編です。性格は割に明るく、それが暗い内容と対比的に仕上がりました。
時代は特に設定してはいませんが、まあおおむね現代ですね。ご自由にお読みください。
では、どうぞ。
閉鎖的な村の、薄幸の美少女が語り手の短編です。性格は割に明るく、それが暗い内容と対比的に仕上がりました。
時代は特に設定してはいませんが、まあおおむね現代ですね。ご自由にお読みください。
では、どうぞ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!コミカルで、とびきり切ない。衝撃の展開に驚いた
とある村に住む少女の一人称による、どこか不思議な雰囲気の漂うお話です。
大変に波乱万丈で、悲惨といってもいい人生を送る彼女ですが、その語り口はどこかユーモラス。ですます調がやさしい雰囲気を作り上げていて、重苦しさをふわりと軽くしてくれています。
後半になって、「実は○○○は○○だった」という衝撃の展開が明かされます。
予想をしていなかったので驚きました。これを最初から知らせずに、後半で明かすことで作品のインパクトが強まっています。
のんきに読んでいましたら、気持ちよく想像を裏切られました。快感です。
そして最後がとびきり切ないです。泣けます。
主要キャラの運命は不遇なためやりきれなさもあ…続きを読む