この世界の中だからこそ、かがやくものがある

舞台は鬼と呼ばれる化け物がいる世界。まるで無慈悲な災害のように、鬼は村を、人を襲います。
そんな過酷な世界で、主人公の青年:鷹丸は旅をしています。
彼の目的は――ある恐ろしい鬼を封じてくれる人を探すこと。

物語の舞台は、過酷で、時には血なまぐさい様相も見せます。
だからこそ、でしょうか。
鷹丸をはじめ、旅の仲間である晴姫や豊月たちの優しさやまっすぐな心が、より明るく、まぶしく見えます。
それはさながら、鬼に対抗しうる力である「煌術」のように。

正統派和風ハイファンタジー。お好きな方にはぜひオススメしたい作品です。

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