概要
じゃあ、あなたの運命の人を捜してあげますって事で、どうですか?
僕の部屋に天使が現れた。なぜか机の引出しの中から。しかも、道に迷ったからしばらく泊めてくれだと?
でも、運命の人を捜してあげると言われて、僕の心は揺れた。
僕にとって『運命の人』って誰だ?
だけど、この天使って、どこかで……。
でも、運命の人を捜してあげると言われて、僕の心は揺れた。
僕にとって『運命の人』って誰だ?
だけど、この天使って、どこかで……。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!机のひきだしから現れたのは、ドジっ子気質の天使、いや、自称キューピッド
不思議なことがままあるこの街で暮らす、誰もいないはずの主人公の部屋に、白いワンピース姿で、青みがかった銀色の長い髪を持つ、ほっそりとした少女がいた。
幽霊、ではなさそうだ。
最初に遭った人間を幸せにする、というのがわたしの目的なのですからっ! と、もっともらしい理由を語っているが、実際は、ただの迷子の様相。
冷静に、状況を見極める主人公に対して、次第にしどろもどろになっていく、自称キューピッド。
やがて、最初の目的に立ち返ろうと奮闘するのだが……。お約束のとおり、失敗を繰り返していく。
主人公の周囲、その複雑な関係が少しずつ明かされていく中、ついに、命題の運命に辿りつくのだ…続きを読む