終幕への応援コメント
お久しぶりです。覚えていらっしゃいますか?
前回拝読したところに「いいね」付けるためにも、失礼ながら駆け足で再び一話ずつ巡りつつ、ようやく最後まで辿り着きました。
もー何度も何度も騙されっぱなし!!
ああ前の時も「僕」が女性だって途中まで気づかなかったなぁ(しかも水野君とのBL展開まで思い浮かべてキマシタワー!とか言いながらw)とか、ミキが男性だなんて思ってなかったよ!だったり。ズンさんはどこに行ったの!?とか、藤崎君紛らわしいよ!とかとか。
で、一番意外な人物で落とされ、さらにそこからも落とされるだなんて…!まったく降参ですw
こけばしも、不慣れながらも前作でミステリーもどきを書いてみたりしたのですけど、いやはや、この物語には完敗でした。
とても面白かったです!(*´꒳`*)
ステキな物語をありがとうございました♪
作者からの返信
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
もちろん覚えていますよ。TwitterのTLをいつも眺めさせて頂いています。
体調の方もすっかり良くなられたようで、安心しました。
この作品は初めて書いた長編ということもあり、随所で「あっ!」と言わせることをかなり意識して組み立ててみました。ミステリー好きとして、自分自身も楽しめたものに仕上がったかなと思っています。
楽しんで頂けたようで何よりです。
☆評価もありがとうございました。
編集済
第二十二話 周到への応援コメント
もしも自分がミキなら、やはり同じように、やり取りをし始めた当初からチャット画面のスクショを撮って保存しますね。個人サーバーには残しても、オンラインストレージには残らないようにする。
しかしながら、僕はやっぱり追い詰められていますね。ミキがチャット画面のスクショを撮って保存しているとなると、逆にあっさりと逃げ切れるはずなのに。保存されたスクショの内容は、むしろ身の潔白を証明するのに使えるんだけどな。でも、それでも僕は佐々部長に消えてほしいから、今なら確実に逃げられるのに逃げないんだろうな。
部長みたいな人は、放っておいても勝手に自滅するタイプに見えますよね。女性関係がだらしないので、いつか何かやらかしそう。
そういえば、ヤバい内容の発言ややり取りをネカフェでやっても無意味でしたね。僕が使ったブースの番号、これは伏線でしょうか。
少し気にはなっていました。僕が使うブースの番号が、だいたい本文に書かれている。今日は◯番と。
ネカフェでチャットしたとしても、ネカフェは会員じゃないと使えない。会員の個人情報はネカフェに登録されている。何月何日、何番のブースを何時から何時まで使用した人物を、ネカフェのIPアドレスからネカフェに登録された個人情報を照らし合わせれば、簡単に身元を割り出せる。たまに見かけるネット上の殺人予告なんかも、あっさりと身元を特定できますし。
ブースの番号には意味があるとして続きも楽しく読ませていただきます!
作者からの返信
客観的に見たり、冷製になって考えれば分かることなんですけどね。山瀬は精神的にかなりまいっているようです。
第二十一話 罵倒への応援コメント
ズンさんの質問の意味が全然わからない自分がいます。伏線かどうかといった意味ではなく、純粋に言葉の意味が分からない……。
「なにが好きですか。お金はありません」
どういう意味で、どこで誰に対して使おうとしている言葉なのか。困ったことに、まるで分からない。お金はありません?
主人公は、ズンさんが言いたい内容を理解できているみたいだけれど……。
作者からの返信
意味は文字通り。日本語として正しいのか、という質問だと山瀬は理解しただけです。
ズンさんがどのように使うのかまで分からないし、二つの文章が続けて使われるとも限らない。だから、それぞれの文章を英訳して、確認したんです。
ズンさんは単に文字や文法(助詞の使い方など)を確認したかっただけです。
第十八話 実行への応援コメント
記憶違いかな。ふじみ台駅周辺は高級住宅街だったような気がするのですが、コンビニバイトのズンさんは、なんでふじみ台に住めるんだろう。前のページを読んだときにも思いましたが、ズンさん、実はお金持ちだったりして。
「どんでん返し?⑤」はアタリ確定でしょうか。眠いのに読むのをやめられない。すごく面白いです。
作者からの返信
北口は最近になって開発が進む地区、南口は古くから商店街があり下町のような地区としています。十五話でさらっと触れていた気が。
臼井老人は南口から少し離れた高台に家を持ち、豪邸なのでそういうイメージを持たれたのかもしれません。
この点は伝え方として改良の余地がありそうですね。
第十六話 遭遇への応援コメント
ミキの被害が事実であると、僕には証明する手段がない。ミキが嘘をついている可能性を否定しない僕は、パワハラに疲れて正常な判断ができなくなっていますね。
よくよく考えなくても、殺人を犯して仕事を続けるくらいなら同業他社に転職すべき話で、転職すれば好きな仕事も続けられて、パワハラからも解放される。
人は追い詰められると正常な判断ができなくなるから怖いですね。僕に幸せが訪れますように。
作者からの返信
山瀬が徐々に追い詰められていく様子を描かないと物語への共感が得られないと思いながら、この作品を書きました。
一直線に深みに堕ちていくのではなく、揺り戻しがありながらという点を意識しています。
編集済
第十四話 情報への応援コメント
女性でもできるでしょ。「どんでん返し?①」はアタリ確定でしょうか。
佐々部長は普段からパワハラをかましているけど、パワハラを受けている人物は僕と藤サキ君だけに見える。二人に何か恨みでもあるのかな。佐々部長が僕にキツく当たる動機が不明。ミズ野にはパワハラしないのに。動機が気になります。
そういえば、この前も僕の隣に誰かが入室してきましたね。前回と今回で、違う人が入室している気がします。ミズ野と藤サキ君って、何気に親しそうですよね。共通の趣味なんかで意気投合していそう。「どんでん返し?⑧」は、一人足りなかった気がしてきました。
木のビル……防火対策はもちろん万全ですよね。
作者からの返信
いつも楽しみながら読んで頂いているのが伝わってきて、とても嬉しいです。
どこまで当たっているのか、ぜひ楽しみにしていてください。
偉そうにする人って、相手を見て態度を変えることが多いような気がします。
「木」を使っていても特殊な加工で防火認定は必要となるので、鉄骨の建物と耐火時間は同じということになります。
第十三話 決心への応援コメント
ミキから返事があったようですね。続きが楽しみです。
それにしても、主人公は良い意味でタフですね。私は「僕」が好きです。
佐々部長のパワハラで頭がいっぱいなはずなのに、気分転換に趣味の建築巡礼をしたり、自炊してきちんと食事を摂ったり。
追い詰められているはずなのに、冷静な部分もあり、きちんと自己コントロールしている。色んな飲み物を飲んでみたり、今日は会う気分にはなれない人には会わないようにしたり。
「僕」の行動は決して投げやりではなく、パワハラに屈しない芯の強さを感じます。
ミキに縋りたい気持ちも、共感できる。危険な匂いがするのも事実だけれど、それでもミキに会いたいと願う気持ちは、分かる。
「僕」は頑張り屋ですね。パワハラ問題が解決するといいな。
「僕」の描写が非常に丁寧なので、ノンフィクションを読んでいるような、不思議な感覚がします。
作者からの返信
細かいところまで読み取ろうとして頂いているのは、書き手としてはありがたい気持ちでいっぱいです。
精神的に追い込まれている主人公が、ギリギリのところで踏みとどまろうと意識した行動をとっている。そんな感じで書いていました。
読み手の方が感情移入できる主人公を目指したので、そう感じて頂けるのもうれしいですね。
第八話 矛盾への応援コメント
主人公は、本当に、やけに少食ですよね。弁当もコンビニのチョイスも品数もボリュームも少なめで、少食なのか、それともダイエットでもしているのか。
本作品は、主人公が焼き鳥屋で何を食べたか、コンビニで何を買ったかまで丁寧に書くけれど、主人公の容姿や服装、体格、表情などの描写がまったくない。ここまで様々な部分を細かく丁寧に描写する作者様が、主人公の外見に関する描写をし忘れているとは、とうてい思えない。意図的なもののように感じました。
ミキの性別に関する描写も、ミキの性別を特定できる要素が乏しい。不思議な感じがします。爺さんが同性愛者である可能性も考えられる。ミキの性別を特定できない以上、爺さんの同性愛者説も否定できない。そもそも、ミキを困らせる爺さんなど存在しないようにも思う。
主人公は「NO」と言えない性格をしているふうに見えますが、パワハラに「NO」と言えない性格は、知らないうちに色んな人たちから恨みを買っていそうで怖いですね。
主人公に悪気はなくても、パワハラにNOと言えず、パワハラを職場のみんなに見せている。パワハラを受け止めている人間は主人公だけでなく、同じ職場で働く人たちも、同じ。
職場のみんなは、主人公のNOと言えない性格が災いして、間接的にパワハラを受けているに等しい気がします。
パワハラを職場の人たちに見せる行為も、同じようにパワハラに見える。主人公は意図せず職場のみんなにパワハラをして苦しめている可能性があり、恨みを買っている可能性があるなと感じました。
パワハラの描写が妙にリアルで丁寧なのには、理由がある。そんな気がしてなりません。ミキの真のターゲットは、本当は……。
……と、深読みする読者が現れることも作者様にとっては想定内で、深読みする人対策をしている可能性もある!
読みが当たっても外れても、どちらにせよ面白い。頭の中を引っ掻き回してくれる作品は、読んでいて本当に楽しいですね!
本エピソードは、冒頭シーンに繋がるまでの回想のため、主人公を脅かす真の危機は、これから訪れるような気がします。続きが楽しみです!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
丹念に読んで頂いているのが伝わってきます。さすが目の付け所が違う、とだけ申しておきます。
伏線やミスリードを絡ませているので、最後まで楽しんで頂ければ幸いです。
終幕への応援コメント
BLに目覚めてしまった私はどうしたらいいんでしょう?
この熱い気持ちをどこにぶつけたらいいんでしょう?
ミキはですね、最初に席を外したときにマークしました。
で、最後にも全部知ってんのコイツしかいねーじゃんって思いました。
でもね? でもですよ?
水野くんへのこの熱い気持ちはどうしたらいいんですか?
水野、好きだぁぁぁぁぁあああ!
騙された、騙されたよ、BLだと思ったよ。
あんなに嫌いだったBLなのに期待したよ。
どうしてくれるんですか!!!!
(誉め言葉です)
ちくしょー!
作者からの返信
さすが、目の付け所が違う。
良いミステリーって、読者が答えにたどり着ける描写になっていることが重要だと思っているんです。
その点では上手く書けたかなぁと。
本筋とは別に、もう一つの肝が水野との絡みでした。
不自然さが無いように、いかに山瀬の正体を引っ張るか。そこにも腐心しています。
如月さんの反応を見ると、そこも上手くいったのかな。
( ̄ー ̄)ニヤリ
BL、いけるかなぁ?
初めて書いたんだけど(笑)
第二十九話 偶然への応援コメント
女性の描くBLはとにかく好きじゃなかったんですよ。
ええ、大嫌いでした。
でもね、男性の描くBLがこんなに美しいなんて。
目覚めちゃったんですよ。
男性作家の描く美しいBL。
男目線だからこそ男同士を美しく書けるんだろうなと。
変にいやらしく無くね。
おい。
ボクっ娘じゃねーかよ!
ハシゴ外すなよ!
どうしてくれるんだよ、目覚めちゃったじゃねーか!!!!!
うわああああああああん!
作者からの返信
実はですね、水野との絡みは対 如月案件だったんですよ、私の中では。
BLが嫌いと言ってたから、途中で読むのを止めてもらうのは困るし、かといってこの件はどんでん返しの一つとしてどうしても外したくないし。
話の中でのバランスも考えながら、どう匂わせるかを常に如月さんを意識しながら書いてみました。
楽しんで頂けてよかった(^^♪
終幕への応援コメント
完結、おめでとうございます! お疲れさまでした。
いやはや、どんでん返しが一つだけではなく、二つ、三つと。
それも、どれもこれも「すっきりすんなり腑に落ちる」のどんでん返しでした。
よく聞く『作者都合』ではなく、とってもビックリする面白い仕掛け。
特にネットカフェ店長(>_<)!!
「もー、盗撮で覗いていただなんて気持ち悪い! ひどい!」と怒り心頭に発していたところに、まさかまさかの。
ああ、最後の最後まで楽しませていただきました。
(あ、たくさんのかたがお亡くなりになっているので、不謹慎なのか(^^;)?)
読書の醍醐味を味わわせてくださり、本当にどうもありがとうございました(*´▽`*)
作者からの返信
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
色々と「どんでん返し」を散りばめながら、最後にとどめの一発!
こちらの仕掛けを十分に楽しんで頂けたようで、まさに読者の鑑ですね(笑)
ひょっとしたら気づいているかもしれませんが、作者としての遊びをネタバレとして贈ります。
24話にて、コンビニでズンさんから話し掛けられ戸惑っていた時に後ろで並んでいた若い男が舌打ちをします。それをきっかけにして山瀬は店を出るのですが、その時の男は……。
彼こそ、この物語の影の主役です。
☆評価もありがとうございました🎵
第三十六話 対決への応援コメント
うわあ、流々さん、すごいです!!
>『女性でもできるでしょ』
なるほど、なるほどです!
そうか、「最初から」知っていたんだ。山瀬さんが女性であることを。
「非力な女性でもできそうなんだから、男性のあなたなら簡単よね?」の意味に受け取っていました。
すごいなあ、こうやってハッとさせるどんでん返しをここに持ってくるだなんて。
お見事です!!!!!
作者からの返信
序盤から色々な所に伏線を巻いていました。
ご指摘の箇所はまさにその通り!
「男性なら簡単にできる」という意味に受け取れるような文脈、表現にしています。
このこともあって、山瀬の名前は29話まで引っ張ってみました。
ただし匂わせ箇所は随所にあります。
4話では水野と藤崎、三人で居酒屋へ呑みに行くシーンがありますが、山瀬を気遣って水野と藤崎が並んで座っています。(水野は照れ隠しに、もっともらしい言い訳をしていますが)
金井さんや小島さんとの会話も、異性に対してだけじゃなく同性間で交わしていてもおかしくない表現を心掛けました。
そんな細かい積み重ねを最後のオチにつなげています。
第十四話 情報への応援コメント
突然でてきた『カオル』の名に一瞬驚いてしまいました。
山瀬さんの下の名がカオルさんなのですね。
ミキに自己紹介していた回を記憶していなかったようでお恥ずかしい限り。
メモを取りながら読む癖をつけなければ( ..)φメモメモ
いよいよ交換殺人の商談? が動き出した。いや、成立してるのですかね。
佐々部長があまりにひどい上司なので、正直ワクワクしている私がいます。
ただ、ミキが殺して欲しいと言っているおじいさん、本当にひどい人なのか。
そこだけが引っかかります……(;^_^A。
佐々部長に死んでいただくことを願ってしまう読者がここに一人……( ̄▽ ̄)
作者からの返信
カオルはハンドルネームとして使っています。これが後に意味を持ってくるかも……。( ̄ー ̄)ニヤリ
佐々部長のことをそんな風に思って頂けると、作者冥利に尽きますね。アイツなら殺されても仕方ないと感じてもらうように、とにかく嫌なヤツに仕立ててみました。
第十一話 焦燥への応援コメント
>企業向けの不動産には住宅とは違った面白さがある。
>この仕事から離れたくない。
カッコいいです!!
――建築物を見て歩くのが好き、だからこの会社を選んだ――
前エピソードのあの話にジーンとしていました。
いろんな建物をいろんなアングルから眺めることが「なんとなく好き」じゃなくて。扱う不動産内部の空間に匂いを感じることや、空間づくりへの想像。そんなプラスアルファをも含めた全てが好きであり誇りを持っている。
なんて仕事のできる男なのでしょうか。
もーーー、佐々部長!!
そして最後の三行。最高ですヾ(≧▽≦)ノ
情景描写に心理描写をプラス。想像力をかきたてられました(*´▽`*)
作者からの返信
読者の共感を得るためには出来るだけリアリティを持たせた方がいいのでは……と思い、本作ではかなり意識してみました。
どうしてもこの仕事を続けたいと山瀬が考えるなら、きっとそれなりのこだわりがあるはず。それを表現してみたのですが、ちゃんと伝わってよかった(^^♪
第八話 矛盾への応援コメント
お邪魔します。
典型的なブラック企業。うんざりしそうなこの舞台であるというのに、軽快に読み進めることができています。
山瀬さん……と名前はわかっているけれどあえて『僕』で。
『僕』のキャラをしっかり確立しておられるから、ぶれていないから。だから「安心して」某人気ドラマで有名になった言葉、倍返しをしてくれそうな予感に包まれつつ楽しめるんじゃないかなって思っています。
決して仕事ができないダメ男くんではないんですよね。優秀有能。だけれども佐々部長の「これはこれ、それはそれ」でダメ男に仕立てられてしまっている。
>だけど、前にグラフを挿入したら「指示もないのに勝手なことをするな」と怒ったのはあんたじゃないか。
>そっちは忘れてるかもしれないけれど、僕は忘れていないからな。
もうめっちゃ共感しまくりです。思わず手から汗が吹き出ました。
パワハラ上司の元での仕事は苦労が絶えません……ね(>_<)
そうそう! 恋愛慣れしていないふうの僕と小島さんとのやりとり、ほっこりしていていいですね(*´▽`*)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
暗くなりがちな設定なので、重くなり過ぎないことを意識しました。また、できるだけ共感を覚えてもらうような描写を心掛けたので、そう感じて頂けると素直にうれしいです。
様々な人間模様を描きながら物語は進んでいくので、最後までお楽しみ頂ければ幸いです。
色々な「どんでん返し」も待っています。( ̄ー ̄)ニヤリ
第三十三話 動機への応援コメント
我慢できなかった!
さっき、ガチっとに書いた考察を読んできました。最後の「火事」の部分には少し笑いました。いや、まだページはある。火事になるかもしれない!
めちゃくちゃ面白いところですが、次のお楽しみに取っておこうと思います。
作者からの返信
そう、まだ火事があるかもしれない(笑)
ああでもない、こうでもないと考えるのもミステリーの楽しさの一つだと思っています。
色々と推察して頂いていたので、それがどこまで合致しているのか、答え合わせも楽しみにしてください。