ペットボトルを机に置いてください。出来たらあなたは合格です。

作者 グレブナー基底大好きbot

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★★★ Excellent!!!

タイトルやタグで分かる通り、面接のお話。
まあまあ多くの人に覚えのあるだろう景色と、どこにでも転がっていそうなあれこれ。
けれど『僕』には、一つひとつが大切なこと。なにせ面接を受けるのだから。

日常の風景に多くの伏線が仕込まれ、最後に「なるほど」と笑わせられる。
出てくる素材も十分に活かされていて、「出来上がった物がこちらです」の裏技を使わない三分間クッキングのようでした。
大変おいしゅうございました。

★★★ Excellent!!!

登場人物全員が小賢しい感じでとても好きです、、、、。
「ユーモアとは知性である」という言葉が好きなのですが、こちらの作品も正に知性を逆手に取った展開でとても面白かったです!!
マナーを日本語で訳す際どんな言葉で表現するべきか、今一度考え直したくなるお話でした。

★★ Very Good!!

「マナー」を第一に思う主人公。
「マナー」を考え行動をとった会社。
数学が得意なだけの主人公がただ1つ武器にする「マナー遵守」。面接会場で立ちはだかる「ペットボトルを置く」こと。

最後の最後にしてやられた感が半端じゃないです。それと同時に笑いも込み上げてきます。
最初の描写が伏線になっててすごいなと思います。心情描写も細やかで呼んでて面白かったです。

★★★ Excellent!!!

…しかし一筋縄ではいかない条件をのんだうえでペットボトルを置かないといけません。

彼らは知恵を絞り答えを出していきます。
数学科の主人公は合格できるのかハラハラしながら読みました。





どんでん返しのラストに唖然としました
前の試験報告で落としたり、事実を記した便りを送ってもよかったのではないかと思うのですが…
マナーでも、人によると虚しくなります…

★★ Very Good!!

物語全体としては綺麗にオチていて面白い。
ただ、物語の大部分を占める「一見矛盾する指示にどう対処するか?」という部分において、どう矛盾を解消しているのか論理的な解説は無いので、気になる人には飲み込みづらい。
応援コメントにも自分なりの解釈を書いたのだけれど、やっぱり作者の解説が欲しい。

★★★ Excellent!!!

その、あの、この短編のいいところを
いい感じにまとめて文章にするつもりだったんですが、
設定をはじめ、キャラクター・アイデア・構成・文章
どれをとっても素晴らしい作品だったので、
もうなんかあのー…自分に今現在残っている言葉では
表現できないほどだったので、語彙力の低下が始まってしまい、
今こんな文章を書いている次第です。

えっと、言わせていただきますね。

やばい。

★★★ Excellent!!!

タグを見て下さい。ペットボトル、面接、数学。何の脈絡も感じないし、客寄せ効果もゼロに近い。でも、面白い作品は閲覧者を惹き付けるものなんですな。
こんな面接、どこかの会社が行っているかもしれない。そんな会社なら、将来の成長が著しいんじやなかろうか。私は落選組だわ。
別の方の短編で、直線定規と紙を渡されて、「正三角形に切り抜け」と言う研修の一コマを読んだ。あれも上手いなぁと思った。

★★★ Excellent!!!

ペットボトルを机に置いてください。ただし、机にはペットボトルを置いてはいけません。
もし入社試験でこんなことを言われたら、あなたはどうやって切り抜けますか?
数学科で勉強していた主人公はこの難問を出され、必死で打開策を考えます。
ハラハラ、ドキドキさせられて、謎解きを必死で考えて。それなのに最後の最後に唖然とさせられました。それから笑ってしまいました。
短い時間で読めるので、ぜひ多くの方に読んでほしいと思った作品でした。