続く人の繋がりを簡潔な言葉で書いた作品だと思いました。はえあるはるなど中の歌も素敵でした。昼の月が間違い探しで薄い青の早春の空にまぎれておりぬしろくまのオセロは氷を引き裂いて地球の白がまたひとつ消える
子供の頃から、話すより書くことで「自己発信」ができるタイプだった。大学時代にありとあらゆる表現を学んで、短歌という自分を表現できる媒体と出会う。元新アララギ…
短歌を絡めた、素晴らしい物語です。みずみずしさがいいですね…。
出会い、別れ、また出会い……。31文字に溢れた想い、願い、恋慕。画面越しの二人が、それぞれ歩んだ数年間。衝撃のラストは、頭の芯にズン、と深く沈み、淡く弾けます。ふとしたときに、私はこの…続きを読む
以前、ツイッターで『はえあるはる』のあらすじが僕のタイムラインに流れてきました。そのあらすじを一目見た時から「こんなの絶対面白いじゃん!」と思い、絶対この短編を読もうと決めておりました。そして読…続きを読む
短編とあなどるなかれ。長い長いお話を読み終わったような余韻があります。お話は純愛です。最初から最後まで二人しかいません。このインターネットの時代に、短歌だけをやり取りして心を繋ぐ。そんな二人だ…続きを読む
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