帰りが遅くて素晴らしい!

 さてさて、約4年ぶりの更新である。まさかこの誰が喜ぶともしれない文章の続きを書くことになろうとは誰が予想できただろうか。少なくとも僕は予想してなかったね。

 今日は仕事が終わるのが遅くて嬉しいという話である。いや、別に本気で嬉しいと思っているわけではないのだが、それを嬉しいと思ってこそのポジティブ・シンカーである。こう言っているとまるで僕が社畜のように聞こえてしまうかもしれないが、安心してほしい。


 サラリーマンは皆、社畜である(暴論)


 まあそれは置いておくとして。久しぶりの更新だし、どんな文章を書いていたのかを確認しておいた方が良いと思って先ほど過去のエピソードを読んで見たのだが……。ねぇ、前回のエピソードと状況が同じなんですけど! 今回は帰りながらファミチキでも食べたこと書くかぁって思ってたんですけど!? 過去の僕に先を越されてしまったわけである。

 なにより衝撃的だったのはファミチキの値段である。以下を引用しておこうではないか。


> そして、そういう小さな(ファミチキは1個180円である)幸せを感じたときに僕は僕のことを「好きだな」と強く思うのだ。


 さっき僕が買ったファミチキは220円だったんですけど!? なるほど物価というのは確かに上がっているらしい。


 とまぁ、話しているとポジティブではなくなりそうな話はさておき。

 疲れて歩く帰り道というものを好きな人は少ないであろうけれども、そんなとき、道路から枝分かれしている細い脇道を見るのが好きだ。別にその道に入っていくとかそういうことはなくて、本当に一瞬、ちらりと視界に入れるだけなのだ。一度も入ったことのない脇道が違って見える。人がいない夜に——疲れた夜に——もしもその先に行ったらあるいは別の世界にだって行けてしまうのではないかと小学生のような妄想すらできてしまうのである。

 

 しかも今回はそれだけではない。

 昨日今日と帰りが遅くなったおかげで、短編やこの駄文を帰りの電車でも書けるということを証明できてしまったのである。もし、帰りが遅くなければ普通に家で書いていたであろうから、これは大きな発見ではなかろうか。(補足すると、今はカクマラソン開催中てあり、できれば毎日投稿したい)

 というわけで、なるほど1つならず2つも良いことがあったのであれば、帰りが遅くなることもポジティブ・シンカー的には素晴らしい出来事だったというわけだ。


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ポジティブ・シンカー 四葉くらめ @kurame_yotsuba

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