goodレビュワーに選ばれたのだが、これが三回目になるってことでいろいろ考えてしまった
私が投稿したレビューがgoodレビューに選ばれました。
「誰にも言えない! 秘密の恋愛」と言う特集の中で紹介されています。
URL:https://kakuyomu.jp/features/16818093078608836285
作品名:初恋をなぞる
URL:https://kakuyomu.jp/works/16816927862750387762/reviews/16817330649005248182
以下レビュー内容
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指先が『青春』という文字を求めている。
★★★ Excellent!!!
この二人だからこそ味わうことのできる恋愛体験をさせてもらいました。
学校ならどこにでもあるような道具や朝読書の時間だけでここまで素敵な青春を構築できるなんてすごいなと思いました。
文章中にさらっと描かれた主人公の行動などから「好き」が溢れていてとても愛おしく思えました。
また、主人公の行動が現代のスマホ文化への対比のようにも思え、だとすればすごいメタファーを詰め込んでいるなと妄想が膨らみました。
タイトルの「初恋をなぞる」がまず素敵なのですが、その回収の仕方も綺麗で素敵でした。
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カクヨムに登録してから今回で3回目となります。
自分のレビューが誰かの役に立つと言うこと、また自分の読書が作品の真髄を捉えていると言うことが嬉しいです。
しかしながら、私は普段から読書してないと言っているんですが、これだと実はめっちゃ読書しているようですよね。読書しないとレビューを書けないし、goodレビューに選ばれるって確率から言ったらめっちゃ低いことですし。
どれだけ確率が低いか、ガバガバな机上論ですが、計算してみます。
仮に月一回4つ(それより少ないときもありました)のレビューが選ばれていたとしても、一年で(最高でも)48回しかチャンスはない。私は2018/3/28から投稿を開始しましたから2024/6/7までに((6年×48回)+(3カ月×4回)=)300回のチャンスがありました。
こう考えると結構チャンスあるじゃんって思うんですけど、確率を求めるにはユーザー数を分母にして計算する必要があります。
現時点での登録者数はわかりませんが、公式の発表として2023/03/29時点でカクヨムの登録者数は100万人を超えているとのことです。
仮に100万人(登録当初はもっと少なかったので計算は成り立ちませんがあくまで仮)として300/1,000,000=0.0003→0.03%
300回のチャンスを100万人の登録者と取り合うとなると0.03%
その確率を自分で3回に分けているのだから0.01%と言うことに。
(これは投稿レビュー数で大きく数字が代わっちゃうのですが、人に寄って全然投稿数が違うので計算に入れられませんでした。計算に使ったのはあくまでもユーザー数とチャンスの回数だけです)
机上論ですが0.01%を100%にするためには1,000,000を掛ければいいのでレビューを100万回投稿すれば3回goodレビュワーに選ばれます。
つまり、「おい、詩一。お前、いつも読んでないとか言ってるけど、めちゃくちゃ読んでるじゃねえか」と。「100万作くらい読んでんじゃねえか」と。
なんかまるで、テスト当日「みんなテスト勉強した? 俺、全然勉強してねえわ。昨日とかドラマ見てそのまま寝ちゃってさあ」とか言いながら実はめちゃくちゃ勉強してるやつみたいです。
実際私が今までに投稿したコメントありのおすすめレビュー数は267ですので、100万回には程遠いです。
以前、「読まないのにどうやってインプットしているの?」と聞かれたことがありました。私は「小説以外の、生活とかが全部インプットになりますので」と答えました。実際全然読んでないので、自分が書ける理由はそうのように解釈をするしかありませんでした。
しかしこれだけレビューが選ばれるとなると、もしかしたら私は特殊なインプットの仕方をしていて、一般人が100得るところ100万得ているのかも、とも思えてきました。
以前、オモコロの『緊急開催!おまえらインプットどうやってるんだ座談会』と言う記事の中で原宿さんが「「年間100」とか言ってるやつ、正直ちょっと醒める」と仰っていたのを思い出しました。「数じゃねえんだ」と。
考えてみたら私は、読んだ本の内容はだいたい覚えていて、漫画でも数十巻前に張られた伏線(モブキャラの名前など)も記憶しているんですよね。嫁に異常と言われたこともあります。中学の頃は読書感想文で特選を頂きましたし、高校のころは宿題で出された数行の感想文を現代文の先生に気に入られ、他のクラスで発表して良いかと聞かれたこともあります。
当時はまだ作家を目指していませんでしたから、ナチュラルに読解力が高く、また読み解いたものを言語化する力が備わっていたのかと思います。(……引くほど自慢ですね)
だから、質の高い読書ができていた――特殊なインプットができていたと考えることもできると思うんです。
逆に、本を読むスピードがとっても遅いです。例えば嫁が4時間くらいで読んだラノベなど、私は読み切るのに1週間掛かります。連続で何時間も読むことは無理です。脳がすっごく疲れるんですよね。わかりやすく疲弊します。で、やたら時間が掛かるものですから、正直すごく嫌な気持ちにもなります。「私は、ただの読書に一体どれだけの時間を割けばよいのだろう。この時間書いていれば良かったのでは? ……憂鬱だ」と。嫁に異常と言われたこともあります。
そして読み終わったあと、しばらく作品について考察する時間がありますし、稀にですがずっと前に読んだ作品の考察をし直したりもします。それやってる間は他の作品を読めないです。だって考察する時間ですから。そうなると必然的に、どう頑張っても読めないんですよ。
多分、私と同じような悩みを抱えている人、いるんじゃないでしょうか?
「え~? 小説書くのに、全然読んでないのぉ? 本当に小説書いてるのぉ?」と疑われて、暗い部屋の隅で爆弾の作り方を一生懸命読んでいる人、いるんじゃないでしょうか?
だとしたら、どうかご安心ください。多分すごい質の高い読書ができているんだと思います。だから自分のペースで読書すれば良いと思います。確率の壁を破った私が言うんだからそれなりに信頼度高いと思います。
goodレビュワーに選ばれて嬉しいです。
そしてなぜか3回も選ばれると言う確率の異常値から自分の読書を考える機会を頂きました。
ありがとうございました!(まとめ無理ある!)
最後になりましたが、レビューよりもまず作品の力があるからこうして「誰にも言えない! 秘密の恋愛」と言う特集に選ばれたわけですから、なにより「初恋をなぞる」と言う作品が素晴らしいと言うことが大大大前提でございます。
気になった方は是非とも上記URLから飛んで作品をご覧になってくださいね。
【おまけ】
・別の計算の仕方
100万人の中から4人しか選ばれない抽選が毎月あったとして、これまで75(6年と3カ月)回のチャンスがあるとした場合。
4/1,000,000=0.000004→0.0004%
0.000004×75=0.0003→0.03%
これを自分で3回に分けているのだから0.01%(上記の計算と同じなのでだいたい合っていると思われる)
・念のためガチャ確率計算機も使用
排出率0.0004%の
3回以上出現する確率=0.000%(……あれ?)
▼ 出現可能性 80% ▼
(80%の人はこの回数で3回以上出現する)
1,000,000回≦ ---
▼ 出現可能性 90% ▼
(90%の人はこの回数で3回以上出現する)
1,000,000回≦ ---
▼ 出現可能性 99% ▼
(99%の人はこの回数で3回以上出現する)
1,000,000回≦
とのことで80%以上から100万でカンストしていました。
そんだけ有り得ない確率ってことですね。
書くよ無 詩一 @serch
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