水曜日のパン屋さん

作者 水瀬さら

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★★★ Excellent!!!

何となく目に付き、ちょっと読んでみようかなっと思っただけだったのに、気がつけばどんどん読み進み、頭の中にこの物語の世界を想像するのが楽しくなりました。最後の方になって行くと、次の話が続いているのを見て、あ、まだ話続きがあって良かったーと思うほど(笑)楽しく読ませて貰いました。この作品に出会えたことがとても嬉しいです。
高校生の身分で偉そうには言えないのですが、本屋に行っても数え切れない量の小説がありそれを見るたびに、小説家という職業は、厳しい仕事なんだなと感じます。しかし、この小説のような素敵な作品は、誰しもが書けるわけではないと思います。その持って生まれた才能と努力で磨いた小説を書く能力を更に伸ばして、素敵な小説を沢山生み出していくのを、楽しみにしています。
本当に素敵な作品を読ませて頂き、ありがとうございます。

★★★ Excellent!!!

こんなパン屋さんに行きたいなぁって思いました。
読み進める手が止まらず一気に読んでしまいましたが時間の流れにそって読んでみるのも楽しそうだも思いましたね!
シーンの描写が好きで天気と合わせてたり細かいとこまで読みたくなります読んできます
ずっと続いて欲しいなと思う物語、でも終わりがあるかるこそ良いものだと思ってますあと1話楽しみに待ってます。

★★★ Excellent!!!

「学校」の外にも世界があるということに、気付いていない少年少女は案外多い。
教室の中に居場所がないのなら、他のところでそれを見つけられたらいい。
この物語を拝読して、沁み入るようにそう感じました。

不登校の主人公・芽衣が見つけたのは、水曜日だけ営業しているパン屋さん。
その小さなお店で出会った人々との穏やかな時間が、傷を負った芽衣の心を少しずつ解していきます。

優しい語り口の文章によって丁寧に紡がれる、芽衣の微かな心情の機微。
甘いパンの匂いや繋いだ手の温もりまで伝わってくるようで、胸の奥がきゅっとして何故だか涙が出そうになります。

全体を通して、雨の描写が印象的です。傘で身を隠す冷たい雨だったり、素直に流せない涙の代わりの雨だったり。
でも、決して消えない傷痕を癒すための雨もあるように感じました。

同じような傷を負った音羽くんが芽衣にしてくれたように、芽衣もまた他の誰かに温かな時間をあげられるようになったらいい。
自然に優しい気持ちが溢れてくるような物語。この先も楽しみです。

★★★ Excellent!!!

ひとこと紹介は本文からの抜粋。

おおかみこどもの雨と雪、のじいさまを思い出すセリフです。

細田守さんの影響を受けているのか、とてもほっこりとしたストーリーです。おそらくほっこりを狙ってますね。漢字が少なめです。

ほっこりとした小説を読みたいならぜひ、この小説を!