十本の縦糸を紡ぐ一本の横糸。互いの運命で織りなすは……。

神代より伝わる、『十種神宝』とそれを持つ少女。
所有者に絶大な力を与えるものの、それは神の宝。
過ぎたる力は人の身に余る代物。
そう、それは呪いとなる。
それぞれが、その力に翻弄されていく運命が待っている。
その呪いの力ゆえに。

だが、運命は一つの横糸を用意した。

死の宣告を受けた一人の少年。彼は己の運命に抗うために、進みだす。

その先に進むため。それを乗り越える為。そして少女たちを救うため。

その彼の行動に少女たちは反発もする。だが、彼は紡ぐ。導かれ、突き進む。
いつしかその事が、少女たちの運命を変えていく。

はたして最後にどのような物語りが紡がれるか。楽しみで仕方ありません。

そして、今はまだお話の途中です。
描写や文章構成など、細部にわたって工夫を見せてもくれます。そして、時にゾクッとくる感じもあわさって、いっそうミステリアスな情景が思い描けます。

苦悩と成長。そして、心の繋がりを描く物語。時にコミカルな面が死に直面している主人公を突き動かす原動力にもなっているのでしょう。

是非、この続きは皆さんの目でお楽しみください!

ひたひたと迫る死の影を背負った少年が見せる生きざまを!

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