やがて王子様と恋に落ちる(?)その少女は、ただの娘ではなかったのです。

 ルクレール侯爵には、二人の娘がいました。その長女ミラは、輝くほど美しいのですが、お転婆と言う言葉では表せないほど、なんというかアレなんです。
 こんな娘で結婚のお相手ができるだろうかという、お父様、お母さまの深~い心配をよそに、当の本人は八面六臂の大活躍。
 恋愛上等の美少女ミラ、その恋の行く末は?

『王国物語』のスピンオフですが、本編を読んでいなくても楽しめます。
 本編でミラがお気に入りの方にとって、これはもうご褒美以外のなにものでもありません。

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