高島俊男(文学者)が好きで、漢詩がどういうものかはだいたい把握していたが、この作品を読んで、漢詩とは「中国の知識人のための複雑なパズル」という思いを強くした。漢文をつくる気がさらさらなくても、文章がおもしろいので、読んで損はない。読んでいて、何だか自分も作れそうな気になれる、そそのかされるエッセイ。
やっぱり2日かかりましたが、何とかできました。漢和辞典がないときは、ネットの検索サイトで押韻の一覧表を根気強く探せば、何とかなるみたいです。実感のこもった文章だと思います。
目からウロコの漢詩づくりエッセイ かつて漢詩に挑戦してあきらめたあなたも(いやそれ自分のことじゃない)、もしかすると作詩できるかも。 参考文献の分かりやすい紹介があるのもいい。
漢詩を読むのは好きなので読んだのだが・・・まさかの、創るほうとは!!お見事、素晴らしい創作論です。
大丈夫、だいじょーぶ! 怖くなんてないですよ~。とっつきにくそうだなんて、読みもしないうちから警戒なんてしないでください(*´▽`*)洒脱で軽妙な語りにほれぼれしているうちに、漢詩についての基礎知識がつくという素晴らしい一作です!(≧▽≦)作者様が一篇の漢詩を創られるまでの道のりがわかりやすく書かれています。奥深い漢詩の世界を、どうぞちょっと覗いてみてくださいませ~(*´▽`*)
勉強になりました。リアルな中華世界だと詩は必須なわけです。現代知識でチートして成り上がりする前に、まず偉い人にこいつは凄いぜと思って貰わなくてはなりません。そのためには、すらすら漢詩を書いて酒屋の壁に書きつけたりする必要があります。内容によっちゃ叛意ありってことで投獄されることもありますけど。その日に備えるために、本作を踏まえて修行に励みましょう。ちなみに私は無理っす。
でも、素人が手を出すとヤケド必至なヤツですねー。「ちょっと面白そう」と思ってしまったらそこから先は修羅の道。この指南書を頼りに荊の道を突き進みましょう。……でもやっぱハードル高いですよね。笑