王子と私のせめぎ合い 王国物語スピンオフ1

合間 妹子

--主要登場人物紹介--


年齢、称号、肩書は王国歴1018年、第二話開始時点のものです。架空の設定ということもあり、混乱を避けるためにも貴族は姓と名のみに統一しました。


***


ミラ・ルクレール(17)

ルクレール侯爵家の長女。田舎の領地で育ったからなのか、生まれ持った性格なのか、貴族の令嬢にしては少々お転婆でがさつである。それ故に父親は彼女の行く末を大層心配している。


ガブリエル=アルフォンス・サンレオナール(23)

サンレオナール王国の王太子。第一王位継承者である彼はそろそろお妃をめとらないといけない。普段は割と穏やかな性格の人物である。


レベッカ(18)

ミラの乳姉妹で侍女。子供の頃からルクレール家に勤めている。ミラの事は家族よりも熟知していると言ってもいい。いつも彼女に振り回されているという意味ではシリーズ作一番の気の毒な人。


アルノー、テレーズ・ルクレール侯爵夫妻

ミラの両親。ミラに手を焼く父親アルノーはこの物語でレベッカと一、二を争う苦労人である。母親テレーズの方はうって変わって細かいことはあまり気にしない、屈託のない人である。


ジェレミー・ルクレール(15)

ミラの弟。将来は騎士を目指している。硬派で女嫌いな彼は強烈さではミラに負けていない。


フロレンス・ルクレール(12)

ミラの妹。性格は姉と兄に似ず、天真爛漫で可愛らしい。しかし彼女もルクレール三兄弟の一人であるのでその素質は十分引き継いでいると言える。


ジャン=クロード・テネーブル(19)

ミラの従兄。王国随一の黒魔術の使い手で王宮魔術院に勤務している。ずば抜けて魔力が強く、将来は魔術院の重要な地位に着くだろうと言われている。


ゲタン・バレット医師

王宮医師として多くの経験を積んでいる。話の分かる人で、ミラの良い相談相手になってくれる。


国王夫妻

王太子の両親、サンレオナール国王とその妻エレーヌ。最高権力者である国王も中々お茶目で憎めない方である。王妃エレーヌは息子が気に入った令嬢に興味津々な様子。王太子には妹姫がいる。


セバスチャン

ルクレール家の執事。この人も主家の面々に振り回されているきらいがある。


グレッグ(25)

ルクレール家の料理人。彼はデザート作りも得意である。シリーズ第三作「奥様は変幻自在」にも登場していた彼は実はある女性と恋仲であり、今作中に結婚する。

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