読むことの快楽、書くことの業

 物語を書くこと、読むこと、理解すること、考察すること。作品と作者にまつわる諸々は、ともすればとても危ういところで平穏を保っているのではないかと想像する、そんな夢の話です。
 おぞましくて目を背けたくなるものだからこそ、何か目を惹くものを生み出す原動力になるのだとすれば、それを好んで読むのも書くのも、もしかしたらとても背徳的な行為なのかもしれません。だからこそ魅力的です。勿論、この作品もです。

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