チェッカーズ

チェスプレイヤーたちの話は何度か見たことがありますが、本作はチェスプレイヤーではなく、チェスの駒そのものが意思を持って動きます。
それぞれの能力は、役割は？
さらにＳＦ・ファンタジー・ホラーなどの要素がギュギュッと詰め込まれた、壮大な映画のような世界観。
予言者。蠅の王。クラッカー。吸血鬼。殺し屋、などなど…
舞台もキャラクター設定もユニークで、あっという間に物語世界に引き込まれます。
これはもう、楽しみに続きを待つしかないでしょう。

不思議な世界観に迷い読者を誘う、そんな魅力を感じます。
プロローグ、といっていいのかわからないけれど、作者様の個性が強く、話が壮大的になりそうな、そんな期待感がします！

レディへの問いかけが、
物語へ誘います。

独特な世界観を醸し出す、
戦場となる『街』

チェスボードシティで繰り広げられる、

事件に迫る。

ミステリアスな香りが、

かっこよく、惹かれます。


ポーン、ルーク、キング

街の住人は、特別な者たちばかり。


吸血鬼や妖怪、ゴースト。


ひとつの事件。

そして、語られる手紙。


個性的な面々に、人物の佇まいは、
味があり、醸し出される危険な気配が、
心地良いです。


誘拐事件の真相は。


タワーと猫たち。
ガーランドの銃撃に、

人物たちとの関り、

謎を追いたくなります。