概要
運命の相手はおっさんでした。
――呪いをかけられた姫君を救うのは、君だ!
大陸一の貧乏王子、アレンのもとへ舞いこんだあやしい手紙。持参金目当てで姫君救出に向かったアレンを待っていたのは、自称天才魔法使い(のおっさん)だった……。
これは、勤労青年王子と不良中年魔術師の、さして壮大でもない旅の物語。
【2021/8/1】
番外編はじめました。おふざけ99.9%ですので、お気に召さなかったら申し訳ないです。完全にノリと勢いで書いてます。もしかしたら後で消すかもです。もろもろごめんなさい(ほんとに…)。
大陸一の貧乏王子、アレンのもとへ舞いこんだあやしい手紙。持参金目当てで姫君救出に向かったアレンを待っていたのは、自称天才魔法使い(のおっさん)だった……。
これは、勤労青年王子と不良中年魔術師の、さして壮大でもない旅の物語。
【2021/8/1】
番外編はじめました。おふざけ99.9%ですので、お気に召さなかったら申し訳ないです。完全にノリと勢いで書いてます。もしかしたら後で消すかもです。もろもろごめんなさい(ほんとに…)。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!眠れる不良中年魔術師を目覚めさせた、苦労性な王子の壮大な冒険譚!
王国の財政難と自身の運命を切り開くため(?)、塔の最上階に眠る姫を目覚めさせるはずが、そこに眠っていたのは美しい銀髪の——おっさん?!
最初からハイスピードで畳み掛けるような、想像もつかない展開と、ツッコミとボケが入り混じる勤労王子のアレンの独白、そして、なぜか塔で眠っていた不良中年魔術師シグルトのかけ合いがもうたまりません。
前半の何ともひたすら楽しい展開から、全てがつながっていく後半の物語のうねりに、結局最後まで一気に読み切ってしまいました。
ともすれば暗くなりがちな展開のはずなのに、アレンの天性の才でしょうか、どこかその根底には明るさが保たれ、そして最後に「彼」に向けた心の…続きを読む - ★★★ Excellent!!!塔に眠るおっさんの運命の相手もやっぱり王子でした(BLではないです)
塔に眠るという美姫を目指し、並みいるライバルを友情を育みながらもなぎ倒し、辿り着いた塔の上で待っていたのは…本作のあらすじの通り眠れるおっさんでした。
メイン二人の会話がテンポよく、笑え、コメディのようにはじまる物語。
本作の作者様はストーリーテラーで、他の小説も大好きなのですが、やはりこの話も一筋縄では進まなかった!(※全力で誉めています)
話が進むにつれ、賑やかな中に世界を巻き込む不穏な空気が流れ出します…。
ご安心ください。あらすじで書かれていることとは反対に、壮大な物語です。
今思い返すと二人とも器用貧乏でした。
運命の二人が出会えて本当によかったと心底思います。
二人のまわりの…続きを読む