概要
祖母の家の2匹の白猫のはなし。
20年前に祖母の家にやってきた古株のミュウと、顔に怪我を負った新入りのペロ。そして毎日ごちそうを食べにやってくる野良猫たち。
祖母の家は、いつの間にか猫屋敷になっていた。
祖母の家は、いつの間にか猫屋敷になっていた。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!猫を飼うこと、考えてみて
認知症を患った祖母と彼女が飼っていた猫のお話。
このエッセイを読むと認知症とはどういうものかを垣間見ることができます。
老齢で猫を飼うむずかしさもさることながら、動物虐待や野良猫の問題にも触れているこの作品をぼくは多くの方に読んでもらいたいと思います。
なにがいけないのかではなく、こういう諸問題とこれから先どう向き合っていくか。今回の作品にでてくることは自分たちとは無関係ではないかもしれない、少し先の未来の話にも思えてくるのです。
猫を飼う、野良猫に対してどう接するか。小さな命に対してやっていいこと、悪いことなど、本当に考えてみてもらいたいのです。
そのとき、あなたならどうするか。
猫たちは…続きを読む