「心を配る」という言い回しが、残酷に見えてしまった

本編を読んだ人なら「何言ってんだ」と思うでしょう
この「心を配る」は優しさなのですから
でもその優しさが、かえってインパクトを強くしたのです


これから書くのは評価ではなく主観の強い感想です

自分は物語を辿るというより、言葉を拾うように文章を読みました
水仙月、死化粧、チカチカ、電燈・・・
並べられた言葉の余韻を感じながら、次は描写を探すように読みました
主人公の虚無感が、ひしひしと伝わってきました



他の人はこの物語をどういう風にとらえるのか、気になります