死と幸福、共に「青」

文章で色を表現するというのは、僕の中で最大の命題であり、同時にとても難しいことなのですが、この作品ではそれが成し遂げられています。

本作で表現されたものはある小説家の「死」と「幸福」。それが共に「青」という色で描かれている。この感性に惹かれ、また共鳴するものを感じました。