哀傷ゾルレン

作者 まじりモコ

15

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★★★ Excellent!!!

稀癌。
刻まれた魂の願いが発現させた、異能の力。

二丁拳銃振り回す彼女、陽苓誡。
誰とでも仲良くできてしまう彼、更科奏繁。

幽霊、魔術、呪い、魔法。
形のない想いに触れながら、二人は人生を進んでいく。
二人を繋ぐ謎の少女、依琥乃が託した願いとは。


緻密な設定と、味わい深い情景描写。
世界観に浸りたい方にオススメです。

祈り願う、その名を知らず。

★★★ Excellent!!!

難解な作品です。「読み易さ度外視」と銘打っておられる通り、純粋な面白さよりも読み解く楽しさを追求した作品と言えます。

作者様の他作品と比べても、裏側にある設定の量が並外れて膨大。跳躍する時間軸に、掴み辛いキャラクター群。
ただ、ブラバするのは勿体ないです。僕みたいな馬鹿でも、初っ端からぼんやりと読み進めていく内に明かされていく情報やキャラクターの背景が次々と頭に流れ込んで来て、この作品の魅力に気付きます。

ある程度まで読み進めれば、「あぁ、これは難解な設計にしなければ成り立たない作品なんだな」と気付くと共に、実際にこれを書くのにどれだけ頭を捻ったのかと思うと、目眩がしてきます(笑)

現在休載中のようですが、連載再開が楽しみです。是非ご一読を。

★★★ Excellent!!!

 良く練られた世界観、能力の設に思わず物語に引き込まれてしまいます。特に登場人物達の、能力に対しての捉え方、その使用方法などが、奇抜な発想から生まれている上に、かつ説得力のある内容となっています。
 奇想天外な超能力を出す作品は多いですが、この小説のようにきちんとした背景設定のもとに描かれているというのはかなり珍しく、また強みになると思います。
 是非とも物語の最後まで読み終えたい作品です。