非常に長い物語でした。
それでも読みたくなる一人一人のキャラクターの魅力、これに尽きました。
実は、1度中盤で読むのを中断していた時期があります。(私的な理由)
再度読み始める時、続きからでわかるかな?読み直したほうがいいかな?(長編あるある)という躊躇が頭をよぎりました。
しかしながら、数々の感情がキャラクター、物語を覚えていて、全く苦にならなかったのが衝撃的でした。
そこからはラストまで一直線。
ネタバレは特に意味をなさない物語ですが、是非ご自分で読み進めてほしい一作です。
作者様、非常に素晴らしく、愛の溢れた作品でした。
人生で自ら感想を書きたいと思った作品はこれが初めてです。
他の作品も楽しみにしております。
ありがとうございました。
最高。
軽い気持ちで読み始めたら、目が離せなくなりました。気がついたら、どんどん読み進めていました。
主人公の苦悩、徹底した悲劇。抑えきれない人間味も、やっと見えたと思えた光も、その全てを、自分の手で削ぎ落としていく。まさに地獄。だからこそ、光が本当によく輝く。
主人公の生き様が、格好良かった。
どのキャラにも感情や人生がある。人々が紡いでいく歴史は、全てうまくいくとは限らない。足掻いた先にあるのが光が闇かもわからない。不格好で泥に塗れることもある。
それでも行動する姿や、苦悩する姿が好きです。
みっちり詰まった、沢山の人生を読みました。本当に濃かった。びっくり。何度も泣いた。心が満たされました。
ぜひ読んで欲しい。
書き上げていただいた作者様、それを支えたかもしれないすべての人へ感謝致します。
この作品と出会えて良かった。
全人類に読んでほしい!!
最終的には世界を巻き込んだ戦いを繰り広げる壮大なストーリー。すべてのキャラクターに「魂」を吹き込む圧倒的な心情描写。読者の人生観をも変えうる、人とはどう生きるべきか、愛とは、友情とは、勇気とは何か、そして、「王」とはどうあるべきかを問いかける物語。
最初は、主人公の性格で好みが別れるかもしれない。自分も最初は、主人公の性格に疑問を感じるところはあった。けれど、物語と共に主人公は成長し、最終話を読み終えた後、主人公に対する感情は尊敬に変わっていた。
どうしようもないほど不平等な世界で、それでも足掻き続け、誰もが幸せになれる世界を創るため、己が幸せをも犠牲にする主人公の覚悟と努力に、本当に感動します。
ぜひ、最初だけ読んでやめないで、続きを読んでください!ヴォルフ(ライバル)との戦い(フランデレン攻防戦)くらいから一気に面白くなります!特に好きなのは、圧倒的な力をもつ巨星(人です)との死闘と、継承編の最後、主人公がその生涯を終えるシーンは、何度読んでも感動し、涙が止まりません!
少しでも気になった方は、ぜひ読んでください!あなたの今までの常識が覆ります!!
昔からずっと一番好きな作品。
最愛を奪った醜悪で外道で実は哀れな貴族への憎悪と復讐心そして喪失感から生まれた奴隷の獣は、
贖罪のため世界への復讐のために最愛を切り捨てて王になり、
背負ってしまった責任のために魔王になる。
すべての登場人物がまるで生きているみたいで、だからこそワクワクするし、切なくなるし、愛せるし、泣ける。
特に最愛は4人かなと思ってるけど2人目の最愛は思い出すと泣けてしまう。
そんな登場人物が2人とか3人じゃなく何十人と出てきて全員に物語がある。
作者さんはこの世界から転生してきてて本物をみてたから書けるんじゃなかろうかというくらいに...
ライトとは言い切れない部分もあるのでテンプレなラノベを読み長したい人には向いていないかも。
しっかりとした物語が好きな人、テンプレやファンタジー要素は軽くでいい人は是非とも読むべき。
なろうで読んでた人も絶対に読んだほうがいい、気になっていた裏話が描かれてる、特にヤンのあたりが。