貧困や圧政、理不尽のなかで生きていた主人公が持つ唯一の家族。その姉が殺されたことで彼の復讐が始まる。そしてそれは同時に、天に届くほどの業を積み上げていくことの始まりでもあった。綺麗事だけでは成り立たず、それでいて汚れや不純さを感じさせない主人公の生き方、描写がただ美しい。かなりの大作、長編ですが、時間を掛けるのにふさわしい作品です。
なろう、アルファポリスなど他のネット小説も雑多読みする者ですが、全ての中で「カルマの塔」が一番心に残ってます。主人公ももちろんですが他のキャラクターが魅力的です。色んな立場、生い立ち、葛藤苦悩、…続きを読む
この数字が、カルマの塔が圧倒的名作だと物語っているんですよね。 正解を言ってしまえば、これは〝一人当たりがつけた星の数〟なんです。 他の作品だと、良作と呼ばれる作品が2.7、かなりの名作とし…続きを読む
是非読んで。必ずやあなたの思いが変化・変質するでしょう。この物語を一言で表すと「空虚」です。拙く、陳腐でありふれた表現ではありますが、最新話を読了した気持ちとしては「空虚」が適当と。 最…続きを読む
世界は不平等だ。 光を浴びる人間の側には闇に沈む人非人がいる。 雨に打たれる死体とは別に豪華な棺桶に眠る死体がある。 嗚呼、世界はなんて理不尽なんだ。 ただ幸せを願うことも許されない。…続きを読む
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