七大国、三巨星など物語を作る上で都合のいい数字の設定を用いているにもかかわらず、その登場人物、国家背景、そしてそれを取り巻く感情を複雑かつ単純にして綴った傑作である。全体を通してストーリーを際立たせているのは愛憎劇だがそこに戦国時代のような武を交えることによって憧憬を表現している。
男性だったら誰でも憧れる物語のキャラクター達が次から次へと出てきては、想いを託して行く全体の構成は、続編を期待させるが、それを押し並べて尚綺麗な終わりにすることで、ライトノベルとは思えない作品を読み終えた読了感に、物語の如く蒼き風が吹き抜けるようである。
とまあ、ここまで感想を書いてみたものの本作品に影響されすぎて文は長くなるわ、硬い言葉を使うわと、普段の自分じゃないような感じになってしまうぐらい読み応えと迫力を感じる作品でした。
暇潰しの惰性で読んでいた作品の中で、このような作品に会えるのもライトノベル、なろう、カクヨムの醍醐味です、お疲れ様でした。
最初、ざまぁとか成り上がりとかご都合主義とか、よくランキング上位にあるようなストレスフリーで手軽にスカッとしたい系かな、と思っていました。全くそんなことはありません。
成り上がりはまあ地位的にはそうですが、最初から(序盤はそこまでではないかな?)最後までずっと痛々しく、もうやめてくれ、もういい、もういいから…と読みながら必死に作者様と主人公の足に縋り付いて泣き喚いていました。大切なものを捨て、下に登りながら、全ての犠牲を忘れられず、赦せず、全て背負って躯の上に立つ彼の、なんと愛おしく痛々しく哀しく、美しいものか。
主人公以外のキャラも「今まで歩んできた歴史」があり、一人一人の想いが丁寧に描写されており、好き嫌いはあれど感情移入し、応援したくなります。
主人公とそのライバルのかけ合いはどのシーンも胸が弾み、これがライバル!これが王道!としか言えません。最高!!こんなライバルとの戦いや信頼、かけ合いを求めてました!最高!!!!全人類皆見てくれ!!!!!!!私はヴォルフとウィリアムのかけ合いが全部好き!長いとか時間ないとか言わないで読んでくれ
超超超超超超超オススメしてるので是非!是非読んでください
他の人のレビュー見て読み始めました。
作品の設定が凄い凝ってて内容が深いです。
結構のめり込んでしまいますね。
内容が濃いので他の小説より読むのが大変です。(量産されてる無双ハーレム系よりよっぽど良いです)
ちょっと読み疲れたので他の作品に寄り道してます(笑)
この作品、アニメがあれば凄い面白いだろうなぁって思います。設定がはっきりしてるので、読むのはしんどいけど、アニメだと凄いみやすい作品になると思います。
めっちゃ読んだつもりなのにまだ200話(笑)
あーまだまだ続くのか〜長いなぁ。。。と思っていつ読書を再開しようかと模索中
当分読まないと思うけど、頭の中に内容がはっきりと残ってるんですよね〜
ぜひ一度読んでみて欲しい。きっとのめり込むはず