ふたりの不器用な優しさが、愛しい

第一部まで読了。

とても面白かったです!
序盤は訳も分からないままハプニングが起きたり、女の子と出会ったり、お宝を見つけたりと、目まぐるしく世界に巻き込まれていくラチェットが、これからどんな冒険をするのだろうかという期待が膨らむ展開。
そして物語が進むにつれ明かされていく、重く辛く昏い過去。あの日の自分に重なる健気に笑う少女へ、あの日自分には伸ばされなかった手を、それでも伸ばしてしまうラチェット。

もう後半は一気に読みました。
引き込まれて、止まらなかった。
詰んでる状況から一歩踏み出した彼らの未来がこれからどう変わっていくのか、とても楽しみです。

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