密室トリック好きなら作者の挑戦状に挑むべし! 私は敗退(笑
- ★★★ Excellent!!!
綾辻行人、島田荘司、鮎川哲也、京極夏彦……。
ここいらの作家が好きな人なら、まあ間違いなくハマるかと。
密室。なんと魅惑的な。
この小説のヒロインのように、恍惚としてブッ倒れるまではありませんが(笑
ミステリと言えば密室。嵐の山荘、絶海の孤島。
んで、現場の見取り図。風変りな探偵役と、いかにもな登場人物。
思わせぶりな伏線に、読者への挑戦状!
それらの王道に警察小説を掛け合わせてるのが、この小説。踊る大捜査線ですわ。
一粒で二度おいしい。硬派かつ、エンタメ性も抜群!
なぜ犯人は被害者を丸刈りにする必要性があったのか。
そこを考えるとヒントになるかと。異常性ではなく必然性です。
ガンガン一気読み! ぐいぐい引き込まれます。
作者の挑戦状に挑んでみませんか?
あ。私はまんまと一杯食わされましたけど(笑
プロ作家のトリック、これでも結構暴くんだけどなぁ~(笑