想いをこめて

『さらさらと』『ありったけの』『いつものように』……三編に続く言葉を考えていたら、「想いをこめて」になりました。戦地に赴く恋人と、彼を待つ主人公のお話です。異文化であり、遠距離でもある二人の間で交わされる想いが、甘く切ない。

恋愛は、愛しくて嬉しくて、切なくて苦しい……色々な感情を全て動員する出来事です。当然、そこに費やされる時間もエネルギーも膨大なのですが……。ほんとうに大切なところが、五分間に凝縮されています。
ぜひ、シリーズ三編をお読みください。


(地球を半分跨いだ遠距離恋愛、私も経験していたことを思い出しました。甘恥ずかしいです。)