この作品のタイトルは、最初、英文字で書かれていたように記憶している。

英語でブラッドバレットバーサスと書かれても意味がピンと来ない。カタカナでもピンと来ないが、英語表示の時は、西洋かぶれの浮わついたラブロマンス物なんだろう、と早合点していた。

そうじゃなかったんだなあ。

転生物のライトノベルとしては良品の部類ではなかろうか。
軽快なテンポで展開するし、程々に感情移入も出来る。
転生物を読み慣れない私でも十分に楽しめました。私は専ら歴史物を中心にハードノベルっぽい作品を読み渡っているのですが、そんな人間でも楽しめます。だからこそ、良品の部類と推察した次第。

ただ、主人公の使う「ワシ」の自称だけは違和感を覚えたかな。文脈から推測するに三十路前だと思うが、老年の設定だったんだろうか。

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