概要
この深い言葉に ただ耳を傾ける そして これから
エルサレムでの王、ダビデの子。
ソロモン王の言葉にして、深い意味を持つ言葉。
著者は自らを「伝道者」と呼ぶ。
さて、紀元前から伝えられ続けた、この「伝道者の書」は、21世紀を生きる私たちに、何を示すのだろうか。
ソロモン王の言葉にして、深い意味を持つ言葉。
著者は自らを「伝道者」と呼ぶ。
さて、紀元前から伝えられ続けた、この「伝道者の書」は、21世紀を生きる私たちに、何を示すのだろうか。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!豊かな想像力と、深い思索に遊びたい人はぜひ
ソロモン王はつくづくと、ものを考えた人である。わたくしだって、本やニュースを視聴すれば、感じたり考えたりすることもあるだろう。
しかし、彼はほとんどいつも「一切は空であった」と結論付ける。
幼い頃、母親の胸で憩ったことがないのだろうか、王様は現代人が考えるような人生を歩んできてはいないのではないだろうか、と心配になる。
ソロモン王は理屈にあわないことも一回はしてみるひとだったらしい。そして試した結果、「空」だと言った……これは、鬱なんじゃないかと思ってしまう。ソロモン王にもシェヘラザードみたいな人がいたらよかったのに。
豊かな想像力と深い思索に遊びたい人はぜひ。