恋話でもなく、すっきりとしたオチではないけれど、多々ある出会いと別れ。実のところ、ほろ苦いのがアオハル。
制服を着て、修学旅行に行っていた頃の私たち。彼がメロンゼリーをお土産に買ったかどうかもしらない。そういった距離感が普通であった頃の記憶。花岡柊の文章は時折私たちをけむに巻き、ふっとセピアの世界へ…続きを読む
寝る前に拝見したツイートが気になって、読んでみました。キャッチコピーからは想像できなかった展開に、胸が締め付けられ、目頭が熱くなりました。繊細な気持ちの流れが表現された、切ないお話です。
ただのクラスメイトにこんなことを頼めはしない。メロンゼリーの前で迷っていたのを見られた。それがきっかけで、頼む理由になったとしても。その場で軽々しいことなど何も言えなかったから後日、果物を…続きを読む
これは、なかなかシビアで、かつ現実的な展開でしたね。二人が仲良くなるかと思わせて、そう簡単にはいかないよという。物語であれば、二人はカップルになって当然な流れなのに、あえてこの結末に。しかし、読後…続きを読む
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