二人の想いはどこへ? 流麗な筆致と、繊細な心のやりとりに魅せられます。

夜の庭園へ散歩に出た大学院生のリヴェルが出逢ったのは、夜の闇の中へ降り立つ黒き魔女・ステラ。

翌日、学園内でステラを見かけたリヴェルの運命が、動き出す――。


それぞれに暗く重い過去を心に抱えつつ、それでも光ある場所を目指す主人公達がとても魅力的です。

リヴェルとステラ、他にもリヴェルの友人、エルスター達とのやりとりが丁寧に描かれており、思わず感情移入してしまいます。個人的には、古風な話し方のエルスターが好きです(*´▽`*)

複雑な生い立ちから自分の心を縛ろうとするリヴェルと、天然に見事な技を繰り出すステラのやりとりは、読んでいてによによが抑えられません!(≧▽≦)

登場人物の魅力を支えているのは、作者様の流麗な文章です。
特にプロローグの美しさは圧巻の一言!

物語は中盤辺り。リヴェルとステラ、そしてエルスター達の未来に光が満ちることを祈りつつ、これからも楽しみに読んでいきます!

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