王道かつ硬派な物語

物語が進むほどに、登場人物も前へ前へと進んでいく。苦悩はあれど、決して立ち止まらず。そんな印象を受ける作品であった。
一人一人の登場人物が確かにこの世界に生きる「人間」である。そんなことを思わせてくれる。
一話一話も読みやすい長さであるので、読み進めやすい。また次の展開が気になって気になって、次へと進む手が止められなくなる。
まだこの物語では全ては明かされず、壮大な物語であることを予期させてくれた。
ファンタジーや戦記が好きな人はぜひ。そうでない人もぜひ、ご一読ください。

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