駄文で思った事、どーしても感想書きたかったので投稿します。
とにかく面白い!
主人公が魅力的、コツコツ主人公が苦難の上強くなるけど、俺tueeじゃなく
敵は強い、たまに虫けらのようにみじめに負けるとこがいい。
命の危険があるのに依頼が安く割に合わないとこが良い。
猫耳で美男美女でなく、ちゃんと獣人、爬虫類種でてくるのが良い。
主人公と関係ある人には過程で好感もってくれてるけど(過剰じゃないのが良い)そうじゃない人には軽蔑されるとこがすばらしい。
主人公が八方美人じゃなにがいい!ダークなとこ、生い立ち、過程で主人公がダークになるとこが魅力的。
ヒロイン?との関係が淡泊なのがいい。
世界観が好き、迷宮の奥の魅力、外の世界の展開、毎回ワクワクする。
他の小説の中傷書けないけど、書き手が独りよがりで読み手がげんなりする
小説が多い中、すっごく考えて書いてるとこが良い。売れる小説の要点がつまってて作者すごいです!!
私はラノベが好きですが、どんなに始まり方おしろい作品でも中盤後半にかけて飽きが出て読まなくなることが多々あります。
本作品は、今のところそれがありません。
まず、本作品の甘くない淡々とした雰囲気がとても好きです。
淡々とした雰囲気の中でも、情景が思い浮かべやすい読みやすい文章だと感じています。
また、そんな雰囲気の中、女性キャラとの恋愛を開始早々に入れてるところが良いです。話に入り込みやすい・飽きが来ない要因でもあるのかなと考えます。
(よく考えたらハーレムものなのかもしれません。)
ギャグとか笑いもないんだけど、ときたまでる(ふざけてるのだと思う)固有名詞が好き。
なんとか2号は名前もキャラもどっちも好き。
設定も複雑すぎず、ちょうど良いくらい。
あと、期間限定であった現代の番外編おもしろくて、シリーズ化希望です。
それか、異世界ではない現代をモチーフにした作品をいつか作ってほしいです。
テンポはミデアムな印象で、じっくり読ませている。主人公は奴隷の身分でSTRも低いにもかかわらず、よく考え強運にも恵まれ何時も無事に帰還出来る。
僕もダンジョンRPGはよくやりますが、魔法使い強エーとよく思います。チームのバランスにはいつも悩みます。その辺りはこの作品でも試行錯誤している。
キャラクター達はみんな人間味に溢れており、いい味を出している。
普通のゲームと違ってプレイヤーがいないので、自分の意見が通るか解らない。しかし、この主人公は地位が低いにもかかわらず、よく意見を述べているところがユニークである。
英雄かどうかは歴史が決める。
勇者かどうかは周囲が決める
書籍化された第一章分を読んでの感想です。二章以降は未読なので、先を読んだ方々には違和感ある感想になるかもしれません。ご容赦ください。
力はそれを行使するものに委ねられるが、後に評価されるのは「自分の決断」が出来たものであると思う。大抵の一般兵士たちは言われた通りに動き、自分の人生への思いや、憤懣、叫びをぶちまけられないまま命を奪われていく。
個人の運命など他者の動向でどうにでもなる。
同じ名前だと言うだけで、収容所の残忍な看守と間違えられて処刑されたBC級戦犯然り、勢力争いの犠牲になって、生まれた時から過酷な生活を強いられた挙句に殺されていく難民の子供たち然り。
会社上層部の無茶ぶりを何とか実現しようと他者を傷つけ、自分も傷つかないと生きていけないサラリーマン然り。
みんな、評価は他者が決める。
はなはだしく脱線してしまったが、主人公の奴隷「ア」も、本来なら「一山いくらの『数』としての死」で片づけられる運命の下っ端魔法使い。だが彼は抜群の嗅覚で生き抜く。
感性を摩耗させず、社会評価の犠牲になっていく教団から、なんとか子供たちを救おうとする。
彼を取り巻く人たちも、手放しで称賛される「英雄」ではないかもしれないが、彼をないがしろにしない。その接し方のバランス感覚。
私は動体視力が弱いためゲームはほとんどしないが、これがゲームを根底に置いた作品だというのは分かる。
その切り口と、作者の確かな社会を見る目、人を見る目、抜群の共感性は一読すればわかる。
本作を読んですぐに想起したのは、第一次世界大戦のヨーロッパ西部戦線で、長大に掘られた塹壕の中での殺し合い、そしてガイアナ人民寺院の集団自殺事件である。
ただしこんなことを小難しく考えなくても十分楽しめるし、何より面白さが途切れない。一気読みさせる筆力は素晴らしい。
「ア」くん、初スケベは覚えておこうな。
PC版Wizardry#1が流行っていた頃、システムと最低限の設定のみの世界に放り出されたプレイヤーたちの脳内には、それぞれの『オレ迷宮物語』が抱え込まれていた。
ボク自身もそのひとりだったわけだが、当時、マスプロダクツとして提供された物語に対しては、アニメ・漫画・小説、リスペクトを標榜するゲームも、BCF以降のWizを名乗るゲームも含めて、どれも「コレちゃない」感を拭えなかった。
…あれから30年も経って、twitterで、「アレ、ヤバい、Wizだぜ」という風聞を最初に目にしたときにも、だから「どうせ例によっての自称リスペクトものだろう」とナメて読みはじめた。
結果、ハマったww
新しい設定、新しい視点、そして「Wizらしい地口」。
ワードナもトレボーも出てくる。
これは、Wizardryのmindとspiritsを継承した正統な《新作》だと感じます。
死は常にそこにある。
リセット不可能。
"Legacy of Wizardry"と呼ぶに相応しい物語。
(我ながら絶賛が過ぎるww)