さぁ一緒に、夢のようなワルツのひと時を!

電子ピアノを弾く少女の想いが、
「花のワルツ」のリズムに乗って
きらりきらりとこぼれ出す。
そんなシーンを、丁寧に描いた作品です。
最初は穏やかに、だんだん盛り上がって。
曲の展開に沿うように。
奏でる音によって、彼女の世界が色とりどりに染め上げられていく様子が、
まるで絵本のように鮮やかに目に浮かびました。
どこか幻想的ですらある柔らかい語り。
読み終わった後は、夢を見終わったように温かい気持ちになるでしょう!