それは私から分かち難いもの
- ★★ Very Good!!
考察なんて大したことは出来ないので私の感じたままを記します。
没頭すること。繋がること。
満たすことを試みる。
それは試みではなく波打つ心に流されているだけ。
流れゆく先にあるのは拒絶。
それでも渇きのまま男は行く。
砕けて沈み、染みとなるまで。
繋がりという白い糸が見えるのは、空が黒く塗られたから。
温もりが得られるのは、ただ夜が冷たいから。
たったそれだけのこと。
それでも満たされれば幸福を覚える。
それはまさに、これが飢えだから。