ポール・オースターとヘミングウェイに似た読後感。

モノクローム、かつ、一筋縄ではいかない世界観にハードな文体。
一言で言えば格好良い。
二言、三言は、私の筆力では蛇足にしかならない。
格好良い小説。
これで充分にして、完璧といえるだろう。

文学が好きと自認し、他言している人は、一度本作を読むべきである。

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