仮面(ペルソナ)
3つめにご紹介する詩は、9章「クリスティーヌ・ダーエの面影」で登場する『
この詩は舞台作品としても有名な『オペラ座の怪人』で、ヒロインのクリスティーヌ・ダーエが話の終盤で、ファントムに誘拐されてしまいます。舞台の終盤にさしかかるシーンの中に、ファントムがクリスティーヌを拉致監禁するシーンがありります。『オペラ座の怪人』でも重要なシーンの一つで、クリスティーヌがファントムにキスをして、愛するラウル・シャニュイ子爵を守るという名シーンをイメージした詩です。
一応作中では、『オペラ座の怪人』の挿入歌として公開した設定になっています。なのでこの詩を歌っているのは、ヒロインのクリスティーヌ・ダーエとなります。そし彼女自身の心情をテーマに、この詩を書きました。
なお解説は後日行う予定なので、原文だけ下記に掲載しておきます。
『
夜が眠らない
知らない間に 両手で温もり隠す
その指先は声を求める度
小さな罪を背負っていく
月夜に消える その人影は
明日へはばたく どこか悲しい
罰を浄化するため 夢の地図広げ
霧がさまよう中で 辿りついた街は
無機質な微笑こぼす 人が住む
ひび割れた
月夜が照らす その人影は
孤高の波に
鮮血の異邦人
月夜を惑わす その人影は
すれ違いのまなざし入り組む
背中合わせの時間
風の鳴き声に
この
詩『
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詩『
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詩『
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詩『
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詩の天秤 月影 夏樹 @six4ydct
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