Sweet Home
2作品は『命の天秤』の第5章で登場した、詩『Sweet Home』です。こちらの解説は後日行う予定なので、原文だけ別途掲載しておきます。
この詩のテーマは、「家族愛」「日常」「夢」です。心に傷を負った内気な少年の心情を例えた詩ですが、とある事情からこの少年は生きがいを求めています。
そんな中で彼は同居人と触れるうちに、少しずつですが生きる希望や夢を取り戻します。少しずつ明るい未来が見えてきた……という気持ちを、『Sweet Home』という作品に込めてみました。
『Sweet Home』
迷子になった僕の行方
遥か彼方の 旗を目印に
絡まる出会いを ほどく
テーブルに咲く 一輪のかすみ草の香り
歩き疲れた街並に 澄んだ木漏れ日落とす
頬にキスする 優しい声と愛
一欠片の言葉の中で
生まれる
今日も安らぎ微笑む
あなたが 僕は好きだよ
言葉の奥に眠る心
重さを足すと その夢はきっと
欲張りになってしまう
夜空に染まる花びらは小さな
誰かの幸せ写す 一つの希望となるよ
頭をそっと 撫でるこの温もり
そんな当たり前の景色は
世界の宝物
あどけない笑顔見せる
あなたが 僕は好きだよ
赤と白の水平線に浮かぶ
Sweet Home(Sweet World) 僕の想いを(僕の願いを)
この
頬にキスする 優しい愛と心
一欠片の言葉の中で
生まれる
愛で見守ってくれる
あなたが 僕は好きだよ
詩『Sweet Home』の内容について(1)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885032493/episodes/1177354054885228930
詩『Sweet Home』の内容について(2)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885032493/episodes/1177354054885242019
詩『Sweet Home』の内容について(3)
https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054885032493/episodes/1177354054885252797
詩『Sweet Home』の原文と翻訳
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885032493/episodes/1177354054885252898
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます