来年で10年を迎えます。作者みたいな方々が復興を支えているんですね。

ずっと以前からフォローしていたんだが、連載中の作品は読まないようにしているので、結構な期間、待っていた。
でも、我慢できなくて、読み始めてしまった。遅筆を責める積りは無くて、待ち遠しかったと伝えたいだけです。

読み始めると、当然ながら、突然のお預けを喰らうのだが、それなりに福島の復興事業が分かって興味深かった。
「興味深い」とは不謹慎な言葉だけれど、私も作者と同年代。週末だけ現地にボランティア、と言うふうには体力と意気が追い付かない。
復興に関わっている方々には頭が下がります。勿論、住民の方や避難民の方の苦労にも頭が下がります。

個人的に最も希望を持ったのは、除染作業には畑の手入れも含めている、と知った時。
そうだよね。
手入れしないと耕作放棄地になってしまうから、国なり自治体の意気込みを感じてしまった。

ユックリで構わないので、その後も書き続けて下さい。数ヶ月後の作者の転機で、どう転がるかは不明ですが、それを(読書の)楽しみにフォローを外しません。

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