大事な思い出は、いきものたちと一緒に

郷愁であったり、愛情であったり。
生き物への慈しみも、好奇心も、幼い日々の思い出とともにたっぷりと語られています。
常に底を流れているのは、優しさでしょうか。
たまに残酷?なこともしますけどね。子どもですから!

既に立派なレビューが並んでいるので、付け加えることはあまり無いんです。
ただ、読む人によって、魅力を感じるところは様々になりそう。

ダンゴムシやザリガニのエピソードに、自分の幼少を重ねる人もいるでしょう。
犬や姉弟喧嘩の話では、ハラハラして読んだり。
「蟻地獄」地獄や「鷲掴み」なんて、クスクス笑えるネタもバッチリ仕込んであります。

でも結局、作者さんの魅力がそのまま出てるから面白いんでしょうね。
嫌味の無い語り口を、ぜひ皆さんも味わってみてください!

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