悲恋、純愛ものだけど、一味違う

 能力の代償は決められています。その時点で色々と察しはつきます。でも、あの結末は予想がつかなかった。
 最初、どこか読み間違えたのかと思いました。同時に納得でもあります。そりゃあ、そうするよなと。示された情報が囮として機能していたのだと思います。

 全半章のキラキラとした青春。爽やか・甘酸っぱい・透明で・初々しく、ピュアな雰囲気。
 それと種明かし章とのギャップ。コントラストといってもいいでしょう。
 その後の話も大変気になるところ。

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