やまない雨とともに

空を覆う灰色の雨雲と、主人公の心の内を覆う灰色の想い。その対比が情景描写によって鮮明に浮かび上がってきます。
雨は確かに嫌な気分になりますが、たまには濡れてもいいのではないでしょうか。拭い去れない想いは雨とともに流してしまっても、何も悪いことではないのですから。

その他のおすすめレビュー

杜乃日熊さんの他のおすすめレビュー16